海苔(のり)の健康効果は?海苔を消化できるのが日本人だけって本当?

あなたは、海苔がお好きですか?

海苔は、私達日本人が、古くからずっと親しんできた食品ですが、実はその海苔を消化する腸を持っているのは私達日本人だけという事をご存知ですか?

また、何気なく口にしている海苔が、実は想像以上のポテンシャルを持った、サプリメントを越えた素晴らしい栄養食品である事は、あまり知られていないのではないでしょうか。

近年、新たに判明した海苔の特性と日本人との関係について、これから伝えていきますね。

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海苔(のり)にはこんなに栄養があります

海苔は体に良いと言われていますが、何がどう効果的なのか、という事までは、それほど知られていないのではないでしょうか。

他の食品と較べて、栄養素の含有量を海苔1枚と他の食品との比較でわかりやすく見てみましょう。

JC全漁連『のりごよみ』によりますと、

  • カルシウム=海苔1枚:しらす干し2g又は牛乳12g
  • 鉄=海苔1枚:牛レバー10g又はゆでほうれん草20g
  • ビタミンA=海苔1枚:卵66g又は牛乳350cc又は人参10g
  • ビタミンB1=海苔1枚:牛乳100cc又はいわし100g
  • ビタミンB2=海苔1枚:牛乳63cc又は卵21g

という結果が。

なんと、海苔2枚を食べるだけで、1日に必要なビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2を摂取する事ができてしまうのです。すごいですね!

また、ミネラルが豊富である事は有名ですが、良質なタンパク質の含まれたタンパク食品でもあるのです。

海苔(のり)はどんな効能が期待できるのか?

前の章で記載しましたように、海苔にはミネラル・タンパク質を豊富に含んでいるため、肥満のために食事制限をしている方に大変有益な食品です。

食事制限をされていなくても、ダイエットであまり油分=お肉を取りたくない、でも筋肉が痩せるのは困る、という方にもぴったりの栄養素を含んでいます。

美肌効果や、貧血、疲労回復に有効な成分も豊富です。

貧血だけどレバーは苦手で食べたくないし、サプリメントにも頼りたくない…という方には願ってもない部分ではないでしょうか。

更に、海苔に含まれる要素には、脂肪の燃焼効果があるので、ダイエットをされている方にはますますありがたい食品ですね。

ただ、この要素成分は、甲状腺疾患のある方には、あまり摂取しないほうが良い場合がありますので、気になる方はお医者様にご相談されたほうが良いかと思います。

海苔を消化できるのが日本人だけってなぜ?

最近TVでもネットでも話題になったので、ご存知の方も多いかと思います。

初めて知った時は驚いたのですが、なんと、海苔を消化できる腸を持っているのは日本人だけらしいのです。

2010年、Nature誌に発表された、フランスのピエール・エ・マリー・キュリー大学の微生物学研究チームの論文によりますと、海藻に含まれる糖分を分解する力を持つ「ゾベリア・ガラクタニボラン」という名前のバクテリアは、日本人の腸内からのみ検出される事が判明したそうです。

というと、ちょっと難しすぎる言い回しかもしれません。うんとぶっちゃけた言い方をすると、日本人の腸は、海藻を食べるために進化した腸、という事になります。

これは、ぶっちゃけた、というより大仰な言い方になってしまいましたが、もっと簡単な言葉を使ってみます。

「耐性がつく」

と言う言い回しを良く見聞きされるかと思います。

8世紀頃からずっと海藻=海苔に親しむ生活をしてきた日本人の腸に、「耐性がついた」、つまり本来なかった、海藻を分解する成分が発達し、現在、他の国の人にない特性を持つ事になった、というのは、生物学的に見てもさほど不思議な話ではないのです。

焼き海苔なら外国人でも消化できる

日本では昔生海苔を食べる習慣がありましたが、日本以外ですべて焼き海苔だそうです。

つまり焼き海苔にすれば、日本人と同じ消化酵素を持たない外国人でも消化できるので、焼き海苔なら安心して外国人におすすめ出来ます。

まとめ

海苔についてのお話、いかがだったでしょうか。筆者は、調べてみて、元々好きだった海苔がますます好きになりました。

甲状腺疾患などでヨウ素の摂取制限をされている方でなければ、小さなお子様からお年寄りまで、安心して美味しく召し上がれる食品である事が更におわかりいただけたかと思います。

毎日の食卓でも、外食又は外でのお弁当などで栄養分の偏りが心配な方でも、海苔なら手軽に持ち運び、ちょっとした時につまめますので、健康のため、美容のため、疲労回復のため、滋養強壮のため、どんどん海苔を食べましょう。

 

 

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