ダイエットサプリでよく見かける成分と言えばL-カルニチンですね、脂肪を燃焼させる効果があることが分かるけど、具体的にどんな効果があるのかよくわからない人が多いのではないでしょうか?
この記事では
- L-カルニチンってどんなもの?
- 期待できる効果は?
- 欠乏するとどのような症状が起きる?
- 補給する方法
などについて解説していきます、ぜひダイエットに役立てて下さい。
L-カルニチンとは何?
L-カルニチンは、必須アミノ酸のリジンとメチオニンから生合成されるアミノ酸です、私たちの筋肉細胞の中に多く存在しており、脂肪を燃焼させるためになくてはならない成分です。
L-カルニチンを摂取することで、体内の余分な脂肪が燃焼され、太りにくい体づくりを実現することができます。
1905年、ロシアの研究者によって発見され、日本では2002年12月より食品としの使用が許可されました。
L-カルニチンは、体内で合成することができるという点が特徴です、日本人の場合、体内で使用される L-カルニチンの約4分の1が体内で合成され、残りの4分の3は食事で補給しなければなりません。
しかし年齢とともに体内で作られる量が減少し、60歳になると20歳の頃の約60%にまで減ってしまうと言われています。
L-カルニチンにはどんな効果が期待できるの?
L-カルニチンにはダイエット効果以外にも多くの健康、美容効果があります。
脂肪燃焼効果
L-カルニチンは、脂肪を分解して、ミトコンドリアに運んで燃焼させ、エネルギーに変換させる役割を果たしています。
L-カルニチンを十分に補給することで、体に溜まっている脂肪がエネルギーに変換され、太りにくい体をつくることができます。
さらに運動を併用すればもっと高い脂肪燃焼効果が期待できるのです。
疲労を回復させる効果
身体がエネルギー不足になると、疲労感を感じてしまいます、L-カルニチンが脂肪をミトコンドリアに運んでエネルギーを作り出すことができるので、疲労回復効果が高まるというワケです。
一時的な疲れは、休めることによって回復できますが、日常的に疲れを感じている人は、L-カルニチンが不足しているのかもしれません。
心臓病への効果
実はL-カルニチンはもともと心臓病の治療薬として認可されていた栄養素です。
L-カルニチンは筋肉を動かすエネルギーを生み出すことから、心臓病の治療薬に使われるようになったんです。
L-カルニチンを摂取することで、息切れや動悸などの症状を緩和することができます。
L-カルニチンの欠乏症ってどのような症状が起きる?
L-カルニチンは、体内で合成することのできる成分ですが、加齢と共にその量が減少してしまいます。
不足すると欠乏症が起きるので注意が必要です。
例えば:
- ぐっすり眠れない
- 身体がだるい状態が続いている
- 物忘れがひどい
- めまいを感じることがある
- 顔の皮膚にハリがなくなった
- 少し動いただけで息切れや動悸が起こる
といった症状があるなら、L-カルニチンが不足している可能性が高いと考えられます。
L-カルニチンを補給する方法
食品から補う
L-カルニチンを十分に摂取するためには、食品から補うことが重要とされています。
L-カルニチンは赤身の肉に多く含まれています、とくに牛ヒレ肉は脂肪が少なく赤身の部分が多いので、L-カルニチンが豊富なのです。
その他乳製品や野菜のトマトにも豊富なL-カルニチンが含まれています。
サプリメントで摂取しよう
ダイエットや筋トレのようなハードな運動で、食物からだけでは不足しがちになります。
L-カルニチンを十分に摂取するためには、サプリメントから補うことが重要です。
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あとがき
L-カルニチンは「美しく元気な毎日を送りたい」と考えている人に欠かせない大切な栄養素です。
ダイエット中に避けやすい牛肉の赤身で豊富に含まれているので、ダイエットのためには、野菜だけではなく、肉類もバランスよく摂取していく必要があります。
どうしても足りない場合、サプリメントで摂取するのも一つの手ですね。