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胡椒(こしょう)の栄養や効果効能は?賞味期限はどれくらい?食べ過ぎ注意!

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私たちの生活の中に欠かすことのできない調味料と言えば、胡椒ですね、料理に一振りするだけで、スパイシーな香りを引き立てくれる、塩と並んでどこの家庭にもある万能調味料です。

そんな胡椒ですが、実は様々な効能を持つ健康や美容に役立つ食材なんです。

そこで今回は胡椒の栄養成分や健康への効果など、ご紹介したいと思います、ぜひ健康にも役立てていきましょう。

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胡椒(こしょう)とは?どんな種類があるの?

胡椒(こしょう)について

生の胡椒

胡椒

胡椒はポピュラーな香辛料の一つです、様々な料理と良く合い、唐辛子、マスタードと並んで世界三大香辛料とも言われております。

胡椒はコショウ科コショウ属のつる性植物で、成熟した果実を天日で数日乾燥してから、果皮を除き種子だけにしたものがスパイスの胡椒になります

原産地はインドですが、現在ではインド、インドネシア、マレーシアなど、世界の生産量の大半が東南アジアで栽培されています。

胡椒の種類

胡椒は、収穫時期や加工方法によって、4つの種類に分けられます。日本でよく見かけるのは黒胡椒と白胡椒ですが、ほかにも、青胡椒、赤胡椒があります。

  • 黒胡椒(ブラックペッパー):もっともポピュラーな胡椒、未熟な緑色の実を発酵させたもの。独特の風味や辛味ががあって、肉料理との相性が特に良いです。
  • 白胡椒(ホワイトペッパー):完熟した赤い実の皮をむいたもの、魚料理との相性が良く、薬用にも用いられます。
  • 青胡椒(グリーンペッパー):未熟な果実をゆでて塩漬けにしたもの、風味が爽やかで、辛味もほとんどないので、肉料理・魚料理どちらにも良く合います。
  • 赤胡椒(ピンクペッパー):完熟した赤い実の皮をむかないもの、風味がマイルドで色合いも良いです。

胡椒のカロリーや糖質

種類によって胡椒の糖質やカロリーが違ってきますが、ここでは一般家庭でよく使われるテーブル胡椒の糖質量やカロリーをご紹介します。

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カロリー:100gあたり371kcal

糖質量:100gあたり68.3g;小さじ1杯(2g)約1.3g、

胡椒の瓶1本の容量が20gです。一振りで1gにも満たないと思います。たとえ1gあったとしても糖質量が0.7gくらい、カロリーが4kcalくらい。

胡椒(こしょう)に含まれる栄養素

胡椒には、カリウム、カルシウム、マンガン、マグネシウム、鉄分などのミネラル成分と、ビタミンB1、B2などの栄養成分が含まれています。

特に注目するべき栄養素は、ピペリン、カリウム、鉄分です。

  • ピペリン:胡椒の辛み成分であり、最も主要な栄養素です。人体の代謝を促進したり、胃腸の調子を整えたりと様々な効能を持っています。
  • カリウム:塩分排出を促進してくれます。
  • 鉄分:貧血予防に効果が高いです。

胡椒(こしょう)の効果効能

胡椒は健康面においてさまざまな効果が期待できます。但し料理のスパイスとして適量しか使用できないため、大きく期待するものではありません。

  • 抗菌・防虫・防腐作用
  • 血流改善、消化促進、代謝アップ
  • 高血圧の改善
  • ダイエット効果
  • アンチエイジング、美容効果

胡椒にピペリンが豊富に含まれるので、このピペリンは抗菌・防虫・防腐作用や血行促進作用、消化不良の改善、栄養素の吸収力アップなど様々な効果があります。

またカリウムも豊富なので、体内の過多な塩分を排出する働きがあり、塩分過多で高血圧の場合は、改善が期待できるのです。

白胡椒は漢方の生薬として用いられます、筋肉の凝りをほぐし、解熱、胃を温めるなどに効果があると言われています。

胡椒(こしょう)の賞味期限について

こしょうは、抗菌・防虫・防腐作用があるため、腐ることはありません。

賞味期限は、未開封のものなら、ホール(粒)で3年、パウダー(粉末)やあらびきのものは2~3年となっています。

こしょうは賞味期限を過ぎても十分使えます、開封したものは常温で湿気の少ない場所にしっかりと保管してあれば、賞味期限が切れても使うことができます。但し風味は落ちます。

胡椒は湿気に弱いので、しっかり蓋をして湿気のない暗所で常温で保存しましょう。

食べ過ぎるとどうなる?

胡椒に含まれる辛み成分であるピペリンは胃腸の働きを活発にする効果があるので、取りすぎると、胃が荒れて、胃痛を起こしたり、お腹を下してしまったりする可能性があります。

胡椒はごく少量でも効果はあるので、食べ過ぎないように気を付けましょう。

最後に

普段何気なく使っている胡椒(こしょう)、遠い昔は医薬品や通貨としても使われるようです。スパイスの王様とも言える存在ですね。

高い効能が期待できる胡椒ですが、食べ過ぎると体調不良の原因になるので、過食しないように注意しましょう。

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