初夏になると気になるのが、食品の足が早くなる事のほか、あの黒くてピカピカした嫌な虫ゴキブリの出現です。
言葉にしたくない位嫌いな人が多いかと思います。
でも、だからこそ、しっかりと対策して、今後二度と出会わなくて良いように、対策を考えていきませんか?
ゴキブリの子供(幼虫)の外見や特徴
ゴキブリの成虫はよく見かけますが、幼虫は見た事がない、という方が多いのではないでしょうか。
一般に、ゴキブリの子供は、生まれたては白く、成長するに従ってあの色になっていきます。外見の特徴は、親と変わらないのがほとんどです。
大きさは種類にもよりますが、大体3~8ミリ位。
なお、幼虫は、集団行動するのが一般的との事で、何匹か一緒に見かけたら、幼虫である可能性が高いです。
幼虫がいるイコール卵を生む親がいる、という事になります。本当にゾッとしてしまいます。
成虫になるまでどれぐらいかかる?
ゴキブリは、ほとんどの種類が5~15回脱皮をしますが、成長速度は種類によって異なります。
クロゴキブリは、8~10回ほど脱皮を繰り返しつつ、1年かけて成虫になりますが、一番見る事の多いチャバネゴキブリだと、約3ヶ月で成虫になります。
この成虫になるまでの期間はあくまで目安ですが、ゴキブリの快適な温度25度で、かつ湿度が高く、更にエサになるものが豊富にある環境ですと、成長速度も高まります。
ゴキブリの寿命ってどのくらい?
ゴキブリは、生命力が高いというのも有名ですよね。
寿命も長そうですが、実は短い。チャバネゴキブリですと3~6ヶ月、それ以外の種類では、長くても1年半といったところ。意外に短いのですね。
ただ、だからといって放置していると、ゴキブリはどんどん卵を産んで増えてしまいます。
1匹いると20匹とか50匹とか100匹とか、怖い噂ばかり聞きますが、これ、全くの噂ではありません。
ゴキブリは生きている間に、少なくても3回、多くても7回産卵しますし、一度に生み出す卵は20~50個。1匹から増える量が最高で350匹。気絶しそうになってきました。
ゴキブリの幼虫の駆除方法や対策
ゴキブリは、出来る事なら幼虫のうちに駆除したいところです。なぜなら、成虫になると、卵を産んで増えるほか、生命力も行動力も、そして行動範囲も一気に増加するからです。
なので、ゴキブリの幼虫が、巣にあるゴキブリの糞をエサにする、という特徴を逆に利用した駆除方法があります。
ホウ酸団子などの毒のエサを使う
多くのゴキブリ対策の商品には、ゴキブリが食べて巣に帰り、死ぬような毒を混ぜたものが多いです。
エサを食べたゴキブリが死ぬだけではなく、死ぬ前に巣で糞をして、それを幼虫が食べる事で幼虫も毒殺できるのです。
また、幼虫が毒エサを食べるケースも有効です。多くの成虫が、幼虫を食べる特性があるからです。
市販のホウ酸団子はプラスチックのケースなので、それを箱から出して、ゴキブリがいそうな場所に置くだけ!
エサになるものに対策する
例えば、ビンやジュースの空き瓶や空き缶に残った液体が、幼虫のエサになる場合が多いです。
なので、中身のなくなった容器は綺麗に洗い、ホウ酸団子などの毒のエサを入れとくのが効果的です。
勿論、ゴミの回収時には必ず再度洗って中身を抜くのを忘れずに。
通り道になると思われる場所に毒のエサをまく
幼虫も成虫も、ゴキブリは湿った暗いところを好みます。特にトイレや洗面所、台所のシンクの下などが罠の仕掛け場所の狙い目です。
巣を駆除する、あるいは作らせない
巣がない=エサになる糞が食べられない、という事で、幼虫が成長できないまま死んでくれる可能性が高まります。
清潔にしてゴキブリの嫌いな環境を作る
清潔にして、エサになるものを減らすと、ゴキブリは共食いを始めます。特に、ストレスがかかった成虫は、幼虫をエサにする事が多いので、その特性を利用して、子孫繁栄出来ないようにしてしまいましょう。
あとがき
調べれば調べるほど涙目になってしまいましたが、実際は、筆者の家ではほとんどゴキブリを見かける事はありません。
ずっと、毒エサタイプのゴキブリ駆除グッズを利用しているからです。
自宅では、全くと言って良いほど見かけなくなりました。屋外ではたまに見かけてしまいますが、屋外で見るゴキブリはカブトムシっぽいので意外と平気でいられます。
ゴキブリ駆除グッズは、色んなメーカーさんがありますが、ホウ酸団子系はかなり優秀です。
これが市販される前は自作のホウ酸団子が流行りましたが、自作のものは見た目からして子供やペットが間違って口にする事もあり、危険です。
決して高い買い物ではないので、ホウ酸団子は通販などで買う事をお薦めします。
全てのゴキブリの苦手な方がゴキブリに怯えない素敵な日々を迎えられますように。