ひまわりの花って雄々しくて綺麗でそして可愛いですよね。
観賞するだけでなく、ひまわりの種を炒ったものを子供の頃良くハムスターやリスになった気分で食べましたが、ひまわりは食用として、もう一つとても良い効能をもつ食品の素材になります。
それはひまわり油です。
今回は、そのひまわり油についてご紹介させていただきます。
ひまわり油(サンフラワー油)とは?どんな油?特徴は?
ひまわり油は、日本では他の植物油ほど一般的ではないかも知れませんが、海外ではとても人気の高い油です。
ひまわりの種子を加工して作られますが、食用としてだけではなく、髪や肌のケア用としての需要もあります。
サンフラワー油(またはオイル)と呼ばれますが、別名サフラワー油であるベニバナ油と混同される事もありますが、勿論別物です。
同じ植物油であるオリーブオイルに較べると、香りがほとんどないため、香りがする食品または美容用油が苦手という方にもぴったりです。
ひまわり油の効果、効能は?体に良い?それとも悪い?
ひまわり油には、コレステロールを減らすといわれるリノール酸と美肌アップに欠かせないオレイン酸の他に、以下のような栄養素が含まれています。
特筆される栄養素は、健康と美容の味方「ビタミンE」。
ビタミンEは、アンチエイジング効果を始めとして、動脈硬化などの加齢由来の身体機能の低下に対して、とても良い働きかけをしてくれる「若返りビタミン」です。
勿論、ビタミンEの他にも、ビタミンAとD、カルシウムや鉄や亜鉛などの体に必須なミネラル類が豊富に含まれています。
また、製品によっては、体に有益なオレイン酸がリノール酸よりも多く含まれているものもあり、一般のものより効果になりますが、その分健康及び美容効果は抜群です。
ひまわり油に含まれる栄養成分によって期待できる効果は、
- アンチエイジング
- 動脈硬化や高血圧などの成人病の予防と改善
- 血行促進、貧血の予防と改善
- 加齢による生殖機能の低下の改善
- 精力の増強、更年期障害の緩和
などなど。
この中では特にアンチエイジングに効果を発揮するので、食用ではなく、肌や髪に使う美容用品としての需要も高いんです。
ひまわり油の使い方は?
ひまわり油は、正直、一般的な油よりやや高額です。
ですので、せっかく入手した場合は、より有効に活用しないともったいないです。
という事で、ひまわり油の使い方を、食用にする場合、美容用にする場合に分けてご紹介します。
食用として使う場合
・生のまま、ドレッシングとして使う
・炒め料理(加熱に強いため)
前述しましたが、香りの強い油が苦手という人でも、ひまわり油ならクセもなく香りも強くないので、安心して使えますよ。
美容用として使う場合
- 自作する化粧品の素材として使う
- ヘアオイルとして髪に塗り込む
- 肌の乾燥が気になる場所に塗る
ひまわり油は、油の中でもかなりさらっとした感触なので、顔や髪に塗ってもベタっとしにくいです。
特に、肌質がオイリータイプの方が使うのに適しています。
おすすめの国産ひまわり油
国産ひまわり油の「北の耀き」は北海道で育てられたひまわりの種を使用し、完全無添加で一番搾りの圧搾法で搾油しています。
一般のひまわり油と比べるとビタミンEが2倍でオレイン酸も多く含まれており、本当に優れた油です。
最後に
いろいろ調べた結果、ひまわり油は、最近では美容用としての需要のほうが高まっている印象を受けました。
少し高め、と前述しましたが、美容用品と言うのは概ね効果なもの。美容用品として考えるなら、それほど高く感じないのではないかと思います。
大きめのスーパーにならあっても小規模なスーパーやコンビニ、ネットスーパーには置いていない事がありますが、この便利な現代ではネットショップで簡単に入手する事が出来ます。
健康にも美容にも有益なひまわり油、是非お試し下さい。
ただ、油ですので、食用として摂取する場合は、一度に大さじ2杯程度が適量です。カロリーオーバーにご注意を!