WBCで注目を集めているラーズ・ヌートバー選手の通訳を担当する水原一平さんは、ロサンゼルスエンゼルスで活躍する大谷翔平選手の通訳でも知られていますね。
そこで今回は水原一平の年収や経歴について調査しました。
水原一平さんの年収は?
大谷翔平選手が史上最高額でロサンゼルス・ドジャースへの移籍を決めたことから、2024年以降の水原一平さんの年収は少なくとも2億3千万円になると見込まれます。
大谷選手の顧問としての契約報酬は彼の年俸の1~2%に相当するものであり、今回のドジャースとの10年1014億円の契約により水原さんへの支払いは年間1億から2億円の間になることでしょう。
大谷翔平「契約で水原さんは僕の年俸の2%しか貰えない。申し訳なく思っている」 https://t.co/RPairJon91
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) December 10, 2023
過去に大谷選手は水原さんが年俸の2%しか受け取れないことについて「申し訳ない」と述べていたため、今回の2%の報酬はおよそ2億円であろうと予測されます。
水原さんはこれまでエンゼルスで通訳として年間2780万円を稼いでおり、ドジャースとの契約も彼の現在の人気を考えるとエンゼルス時代の収入を上回る可能性が高いです。
契約金の公表はありませんが、3000万から5000万円程度での契約ではないかと考えられます。
そこで大谷選手からの顧問報酬2億円とドジャースからの契約金を合算すると、おおよそ2億3千万から2億5千万円になると思われます。
ただし、大谷選手の今回の契約では契約金の95%を後払いで受け取り、年間3億円しか手元に入らない条件となっています。
この3億円の2%が600万円であることを考えると、水原さんとの契約は後払いではない可能性が高いです。
この情報は公表されていないため、推測に過ぎません。
水原一平さんの仕事の内容
水原一平さんが大谷翔平選手の通訳を務めていることは周知の通りですが、それだけではなく、彼の多方面でのサポートも行っているのです。
2017年に米国へ渡った際、大谷選手は運転免許を持っておらず、免許取得まで水原さんが運転手の役割を果たしていました。
水原さんに野球の経験はないかもしれませんが、大谷選手のキャッチボールの相手を務めたり、自主トレーニングの補助、動画撮影などもしています。
アメリカと日本の環境や文化は大きく異なります。特に銃の問題を抱えるアメリカでは、危険な地域も存在するため、そうした地域の情報を把握し、トラブルを避けるのも水原さんの仕事です。
また、有名人を追いかけるグルーピーといった女性もおり、彼女たちから選手を守る役割も果たしているようです。
MLBでプレイする日本人選手にとって、言葉の壁や文化のギャップは大きな障壁です。これにより、コミュニケーションが取れずに孤立するリスクもあります。
水原さんは、大谷選手がチーム内でスムーズに溶け込めるよう、気を配っていたことが伺えます。
怪我や体調不良、試合での敗北やスランプなど、どんな時でも水原さんは尽力を尽くして支えてきたようです。水原さん自身も、大谷選手との時間が家族よりも長くなるほどの献身ぶりだと語っています。
通訳を超えた深い絆と関係性が、水原さんと大谷選手の間には確かに存在するのでしょう。
水原一平のプロフィールや経歴
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水原さんは6歳まで北海道の苫小牧市で過ごし、和食料理人であるお父さんのアメリカ転職に伴い、家族で移住しました。
大学を卒業してからは日系企業に勤めたこともありますが、ドジャースの野茂選手の活躍に触れ、MLBに強い関心を抱くようになりました。
その後野球選手の通訳となることを目指し、2010年にはボストン・レッドソックスの岡島選手の専属通訳に就任しました。日本に戻り、日本ハムファイターズの通訳としても活躍し、在籍する外国人選手の生活支援をする役割を担いました。
彼は言葉の壁や生活様式、考え方、宗教など様々な点で支援を提供して、選手たちにとって欠かせない存在になったのです。
日本ハム在籍中に大谷選手と出会った水原さんは、大谷選手がエンゼルスに移籍する際、専属通訳として再びアメリカへと渡りました。野球経験のない水原さんでしたが、オールスター戦前には大谷選手とのキャッチボールに加わり、プロなみの練習参加やデータ管理も行っています。
プロの速球を捕球する技術は高度な技術を要するため、彼も野球を熱心に学び、自主練習を積んでいるのでしょう。
岡島選手が「自分の時代は野球ができなかったし、キャッチボールの相手にもなったことがない」と言っていたのを思い出すと、水原さんがどれだけ努力してきたかがわかります。
このような姿勢が大谷選手からの信頼に繋がっているのだと思います。