めんつゆって、和食好きな人なら一年中需要のある調味料ですよね。夏の定番そうめん、そして冬には暖かいうどんや蕎麦。
めんつゆ、という名前ですが、需要はめんだけではありません。めん類以外の和食にも大活躍してくれる万能調味料なんですよ。
めんつゆの原料は何?
基本のめんつゆの原料は、醤油とだしとみりんと砂糖です。みりんの代わりに日本酒を使う場合もあります。
製品として発売されているものは、それ以外に保存料や添加物が加えられています。
材料の配分は、製品ならメーカーで違います。甘口タイプ、薄口タイプ、濃口タイプなど。最近濃縮タイプで売られていて、購入者のほうで好みを調節するタイプが増えています。
めんつゆの使い方や使い道は?
実はめんつゆには、めん以外の和食調理でも大活躍できる能力があります。
なぜなら、めんつゆには和食に欠かせない調味料である「醤油」「だし」が含まれているからです。
例えば、大人にも子供にも人気の高い肉じゃがですが、めんつゆだけで全ての味付けが完成します。すき焼きも同様です。
「醤油」「だし」「みりん」「砂糖」を使う料理なら、全てめんつゆのみで作っても良い位です。
めんつゆを製造しているメーカー「ヤマキ」で紹介されているめんつゆのレシピ集には、漬物タイプ、焼くタイプ、煮るタイプ、炒めるタイプ、揚げるタイプ、蒸すタイプなどにジャンル分けされたものが多数紹介されています。
また、めんつゆを使った和食レシピは料理系のレシピサイトでも人気がとても高いです。
例えば、お肉を炒める時も、さっとめんつゆをかけるだけで味が完成するので、時間がない時のお助け調味料とも言えます。
筆者お気に入りのめんつゆ
「香味三段製法」により際立った鰹だしの香りと旨みが特徴です。
大根おろしにこれをつけて食べると凄く美味しくて、もう醤油では食べる気になりません。色々な料理に使えてとても便利です。
ないとき代用になるものは?
使いたい調味料をうっかり切らしていた時代用になるものを調べて急場をしのぐ事がありますが、めんつゆの場合、材料が「醤油」「だし」「みりん」「砂糖」ですので、それらを使って、代用品ではなく、めんつゆ本体を簡単に作ることが出来ます。
その材料のほうがなかった場合は、みりんなら日本酒、砂糖ならはちみつなどで工夫してみましょう。
めんつゆの簡単な手作り方法
めんつゆは簡単に手作りする事が出来ます。楽天で人気の高いレシピをご紹介させていただきます。
材料:
- 水:250cc
- だしの素:3g
- 醤油:50cc
- みりん50cc
作り方:
1. 水とだしの素を鍋に入れて沸騰させる。
2. 沸騰したところにしょうゆとみりんを入れ、もうひと煮立ちさせて出来上がり♪
何故加熱するかと言うと、みりんにはアルコール分が含まれているからです。
そのまま加熱調理に使う場合や温かいめん類を食べる場合はそのままで良いのですが、冷たいめん類を食べたいという場合は、あらかじめ作って冷やしておく必要があります。
ですが、調理時に沸騰させてアルコール分を飛ばしてしまっているので、保存期間は購入した製品のめんつゆほどは持ちません。
あまり大量に作り置きしないほうが無難です。
まとめ
近年では様々なメーカーから様々なめんつゆが出ていますし、発売され始めた頃のめんつゆはなんだか薬臭くて美味しくない感じでしたが、今出ているめんつゆは味レベルもかなり高いです。
製品のめんつゆの添加物が気になる、自分の好みで味の加減を調節したい場合は、自作するのもお薦めです。
ただ、麦茶と同じ容器に入れておくと、お風呂上がりにごくごく飲んだらめんつゆだった、なんて悲しい事故を発生させてしまう危険がありますので、自作めんつゆは中身がめんつゆだと分かるようにして、冷蔵庫に保存しましょう。