ハーブティーはお好きですか?
ジャスミンティー、ミントティー、ローズヒップティー、ルイボスティーなど、有名なものからあまり知られていないものまで数え切れないほどの種類がありますが、今回ご紹介するのは、味と香りと効能で人気の高いカモミールティーです。
カモミールティーには、女性に嬉しい効能がずらりと揃っています。
という事で、カモミールティーの効能と、注意点と、美味しい飲み方をご紹介します。
カモミールティーとは?どんな味?
カモミールティーと言うのは、カモミール(和名カミツレ)の花を乾燥させて作った茶葉を使ったお茶の事です。
ノンカフェインなので、カフェインが体質的に合わない人や、子供やお年寄りが飲んでも安心です。
ローマンカモミールとジャーマンカモミールという種類があり、ローマンは苦味がやや強く、ジャーマンは甘みがあります。
ジャーマンカモミールのほうが飲みやすいため人気が高く、流通しているカモミールティーのほとんどがジャーマンカモミールです。
カモミールは「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語に由来すると言われています、味わいはりんごに似ていて、アップルティーに近いという感想をよく聞きます。
そのままでは香りと味がきついので、ブレンドなどのアレンジを加えて飲む人も多いです。
カモミールティーの効果は?妊娠中に飲んでもいい?
カモミールはマザーハーブと言う別名があります。リラックス効果が高く、また、古代から薬用として使われるほどの効能があるため、その別名がつきました。
子供の風邪予防や、喉が痛い時のうがい用に使われる事もあります。
主な効能は、
- アレルギーの抑制効果
- アンチエイジング効果
- 安眠効果
- 胃腸の健康を保つ効果
- 炎症の抑制効果
- 花粉症の緩和
- 感染症の予防効果
- 生理痛やPMS(月経前症候群)の緩和
- リラックス効果
など。
美容効果も高い上に、女性には辛い月経関連の症状の緩和の効果があるのが嬉しいですね。
ただ、妊娠中の女性は、カモミールティーは飲まないようにしましょう。カモミールティーには、子宮の収縮効果があるためです。
特に、胎児の安定していない妊娠初期から中期にかけては、飲んではいけません。
ただ、出産後は、カモミールティーには母乳の出を良くする効果があるので、どんどん飲んでも大丈夫です。
あとは、キク科の植物のアレルギー(ブタクサ、よもぎなど)のある人は、カモミールにもアレルギーを発症する可能性が高いので、飲まないほうが無難です。
カモミールティーの作り方は?
カモミールティーは、乾燥させた茶葉を使って作る方法と、摘みたてのカモミールを使って作る方法があります。
今回は、乾燥させた茶葉を使った方法をご紹介します。
(参考:TEA Clip)
ステップ1:お湯で温めておいたポットにドライハーブを入れる
ステップ2:沸騰したお湯をポットに入れた後、素早く蓋をして3分蒸らす
ステップ3:ポットを軽く揺らして中のお茶を混ぜる
ステップ4:茶こしを使ってカップに注いだら出来上がり♪
カモミールティーを入れた後の茶葉は、消臭剤や入浴剤として再利用できるので、捨てないで取っておくのをお薦めします。
入浴剤として使う場合は、茶葉がお湯の中で散らばらないように、お茶パックなどに入れましょう。
最も人気のあるカモミールティー
これを飲むと何だかイライラが落ち着きます。
大手メーカーのお茶より濃いめで野生的な味なので、ハーブが好きな方におすすめです。
カモミールティーの美味しい飲み方
カモミールティーは、他のハーブティーと同様、味と香りにクセがあり、苦手という人もいます。
ですが、妊娠中の方、アレルギーのある方以外には素晴らしい効能をもたらしてくれるお茶なので、ここは是非チャレンジしてみたいところ。
アレンジをする事で、飲みにくいと思っていたカモミールティーが大好きになった、という人も多いです。
カモミールティーのお薦めのアレンジ方法をご紹介します。
- はちみつを入れる
- レモン汁を入れる
- ミルクティーにする
- 生姜を入れる
- ペパーミントを入れる
その人それぞれに好みがありますので、自分に合ったものを見つけるために、色々試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カモミールティーは、飲んだ時の効能も良いですが、香りそのものにもリラックス効果、鎮静効果があります。
買って飲んでみたけど今ひとつ合わない、という場合は、アロマとして利用しても良い、購入して損のないお茶ですので、この機会に是非試してみてくださいね。