カシスというと、よく「カシスオレンジ」や「カシスソーダ」などを思い浮かべますよね。名前を聞いたことがありますが、実物を見たことがないという人が多いのではないでしょうか?
- カシスってどんな果物?
- 栄養や効能は?
- 目の下のクマに効果的って本当?!
等々について徹底的に調べてみました。
カシスってどんな果物?味は?
カシスは、ブルーベリーやストロベリー等のベリーの仲間です。
直径約1センチの黒に近い濃い紫色の実をしています。日本で普及したのは最近ですが、世界中で愛されている果物です。
カシス(Cassis)という呼び名は、フランス語です。日本語では「黒すぐり」、英語では「ブラックカラント(Black currant)」と呼ばれています。
原産地はヨーロッパですが、18世紀に「若返りにも効果がある万病に効く薬」と紹介されてから、民間薬として普及するようになりました。
カシスはカシスソーダやカシスオレンジの他、いろいろな用途があります。洋菓子やジャム、フルーツソースなどの料理に幅広く使われています。
日本では、青森県を中心に栽培されています。収穫時期は7月中旬~8月上旬頃。
肝心の味は、ブルーベリーより酸味があり、酸っぱくて少し苦味があるので、 生食にはあまり向いていないです。
カシスの栄養や効果&効能
カシスの栄養成分
カシスにはポリフェノールがたくさん含まれています。特に最近注目を集めている「アントシアニン」を多く含んでいるのです。そのアントシアニンの含有量はブルーベリーのなんと3~4倍もあります。
アントシアニンはポリフェノールの一種で、野菜や果物にある赤紫色の色素成分です。眼精疲労回復や視力改善作用には高い即効性が報告されています。
カシスにはポリフェノール以外にもβ-カロチン、ビタミンE、ビタミンC、ミネラル類も豊富で、ビタミンCはオレンジの3倍、ビタミンEはオレンジやいちごの4倍も含まれていると言われています。
カシスの効果&効能
カシスには目の疾患をはじめとして、筋肉疲労や動脈硬化などに効果が期待できます。
箇条書きすると以下のようになります。
- 視力回復効果
- 眼精疲労の緩和効果
- 老眼を予防する効果
- 目のかすみを改善する効果
- 緑内障や白内障を予防効果
- 目の下のクマの解消
- 冷え性の改善
- 筋肉疲労の回復効果
- 肩こりの改善
- 動脈硬化の予防や改善
などです。
カシスは目の下のクマに効果がある理由は
目元にクマができる主な原因は、睡眠不足やストレスによって、目の周りの血行の流れが悪くなるのです。すると、血液中の酸素が少なくなり、ヘモグロビンが暗赤色になって、皮膚の薄い目の下に「クマ」が現れるようになります。
カシスに含まれるアントシアニンは血流を促進する効果があるので、目の下のクマを解消する効果が期待できます。
またアントシアニンは直接目の下の血管に作用するため速効性もあります。
さらに、カシスに多く含まれているビタミンやミネラルはクマができる根本原因を軽減することができるので、相乗効果が見込めるのです。
カシスを効果的に摂取するには?
さまざまな健康効果を持っているカシスですが、一体どうやって摂取すればいいのでしょうか?
ジャムやカクテル、スイーツなど、色々な加工品がありますが、それを食べると、その他の配合成分によりカロリーオーバーになる場合もありますね。なかなか普段の生活で摂取することが難しいです。
そんな時はサプリメントで摂取するのをおすすめです。
最近ではカシスをパウダー状にしてカシスパウダーも売っています、ヨーグルトやスムージーなどに溶かして飲み物として手軽に摂取することもできます。
最後に
カシスについていろいろと紹介しました、いかがでしたか?筆者がカシスを知れば知るほどその魅力にはまってしまいました。
目の疲れや目の下のくまに悩んでいる方はぜひカシスを活用して、気になるクマを解消し、はつらつとした明るい目元を取り戻しましょう!