遠方から住民票や戸籍謄本を郵送で請求する時、手数料の支払いには、「定額小為替」か「現金書留」を使いますね。
- 定額小為替って何?
- どこで買えるの?使い方は?
等々よくわからない方がたくさんいるかと思います。
そこで今回は定額小為替について調べてみました、ぜひご参考になさってください。
定額小為替とは?読み方は?
まず「定額小為替」の読み方は「ていがくこがわせ」となります。
定額小為替とは少額のお金のやり取りをするために作られたサービスです。
正式には「定額小為替証書」(ていがくこかわせしょうしょ)」と呼びます、また「小為替(こがわせ)」や「郵便小為替(ゆうびんこがわせ)」と呼ばれることもあります。
例えば少額のお金を郵送で送りたい時に、現金を普通郵便で送ることはできないため、「現金書留」で送ることになります。
しかし現金書留は、専用封筒を購入する必要があったり、送料が通常料金にさらに430円の手数料がかかります。送りたい金額よりも高くつく場合もあります。
そんな時に定額小為替を使うと、手軽に発送できます。
定額小為替は、封筒や配送方法を問わず、普通郵便でも宅配便でも送ることができます。
また、1枚あたりの手数料が一律100円で送ることができるので、現金書留より安くて便利です。
たとえば、送料82円の定形郵便で送れば、82円+100円=182円で発送できます。
定額小為替の種類
定額小為替は下記12種を購入できます。
- 50円
- 100円
- 150円
- 200円
- 250円
- 300円
- 350円
- 400円
- 450円
- 500円
- 750円
- 1,000円
送金額に応じて組み合わせて購入できます。
たとえば、定額小為替で1,800円分の送金をしたい場合は、1,000円+500円+300円、もしくは1,000円+400円+400円の組み合わせで購入することができます。
定額小為替の買い方!コンビニや銀行は対応していない!
定額小為替の購入は郵便局のみ、コンビニや銀行は対応していません。
定額小為替の購入は、ゆうちょ銀行の「貯金窓口」。
「郵便為替法」により、定額小為替は郵便局でしか販売することはできません。
定額小為替は郵便局の「貯金」の窓口で購入できます。貯金窓口は、土日はお休みなので平日にしか入手てきません。
窓口の方に「定額小為替を購入したい」と言って、「定額小為替振出請求書」が貰えます。
そこに請求日、自分の住所、氏名、連絡先、請求枚数を記入して、お金を払えばOKです。
定額小為替の換金方法
定期小為替を送る際は、所定欄に受取人の名前を記載して郵送するようにしましょう、受取人の名前を書くことで、他の人に勝手に換金されるトラブルを防ぐことができます。
定額小為替は「金券」と同じ扱いになるので、封筒に入れて送ることができます。但し紛失した場合は補償がなく、追跡サービスも付いてありません。
換金をする際は、ゆうちょ銀行の窓口(郵便局)に持って行くだけでOKです。
金額が大きい場合は、本人確認ができる書類の提示を求める場合もあります。
最後に
定額小為替証書の発行日から6ヶ月が有効期限になります。有効期間が過ぎた場合は、為替証書の再発行のご請求が必要になります。
また発行日から5年間為替証書の再発行または請求がない場合には、受取人は、為替金を受け取ることができなくなります。
なので、定額小為替を買いだめしておくことなどはしないように、また定額小為替を貰ったら早く換金しましょう!