今電子レンジがあるのは当たり前になりますね、火を使わずに短時間で食品を温めたり、調理したりできるので、電子レンジのない家庭を探すほうが難しいのではないでしょうか。
但し、時に電子レンジで加熱したら、「表面は熱いのに中は冷えたまま」ということがありませんか?途中で出しては箸で混ぜて、またレンジしたりしますが、何か面倒くさいですね。
そこで今回は加熱のムラの原因や解決策についてお伝えしたいと思います。
電子レンジの原理は?
ご存知のように、ガスコンロ、オーブンなどで調理するときは、食べ物の外側から熱を加えます。
しかし、電子レンジの場合は、外側から食べ物に熱を加えることはなく、食べ物の内部から温まっていきます。
実は電子レンジには、マイクロ波という高い周波数の電磁波を出すマグネトロンという部品が搭載されています。
食品の中には、水分が含まれています。
この水分子にマイクロ波を照射すると、水分子が回転、振動し、互いに摩擦しあって熱を発生します。
つまり、電子レンジの原理はマイクロ波という波が水分子を高速回転させて、摩擦しあって熱を発生させます。
電子レンジがものを温める原理は、太陽で体が温まったり、赤外線ストーブに熱を感じることと同じですね。
電子レンジの加熱ムラはなぜ起こる?
電子レンジの原理を理解すれば、電子レンジの加熱ムラの原因は簡単です。
それは「加熱したい食品の中にマイクロ波が行き届いていないから」です。その原因は
四角い容器で温める場合
「四角い容器」を使うと、端っこの出っ張った箇所にマイクロ波が集中するので、「角だけ温まりやすくて中は冷えたまま」という状態になります。
なので、温めるとき、円形のお皿に移し替えてラップをしましょう。
塩分やミネラルを多く含む
食品の中に「塩分、ミネラル」を多く含むと、それらがマイクロ波を吸収するので、ムラが生じます。
例えばカレーやシチューなどは一部分だけ温まってしまったり、突沸することもあります。
このような事態を防ぐために、電子レンジで加熱する前には混ぜておきましょう。
また、最初から3分加熱するのではなく、1分ずつ様子を見ながら途中で混ぜたり、ゆすってみたりすることで、加熱ムラを防げます。
食品の水分量が少なすぎる
電子レンジに入れる食材の中に水分が少ないとムラが生じます。
温める前に、水を少し入れておいた方が良いでしょう。また水分が逃げるのを防ぐために、ラップをしましょう!
プチ圧力調理バッグで加熱ムラなし
リードプチ圧力調理バッグって何?
リードプチ圧力調理バッグはライオン株式会社が開発した圧力調理バッグです。
材料と調味料をこのバッグに入れて、レンジでチンするだけで、美味しい料理が完成できます。
リードプチ圧力調理バッグはここが凄い
この圧力調理バッグの凄いところは
- 蒸気が対流して加熱ムラがない
- スチーム加圧で味がしみこむ
- 鍋、フライパン不要!チンするだけで簡単!
最近筆者がすっかりハマってしまいました。
リードプチ圧力調理バッグを使うと、加熱ムラのストレスが一切なく、均一に火が通っています。火の通りにくい野菜も、時間をじっくりかけて鍋で煮込んだようなホクホクで美味しい!