先日、「Amazonセキュリティ警告:サインインが検出されました」というメールが届きました!
最近自分がAmazonへアクセスしたことがないのに、何か怪しいなと思っていろいろと調べました。
分かったことをまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
Amazonを装った詐欺メールが増えた
2022年2月現在、Amazonを装った詐欺メール「Amazonセキュリティ警告:サインインが検出されました」を受信するユーザーが増えているようです。
Amazon公式からの同じ件名のメールのフォーマットと酷似しているため、見分けにくいので、要注意です。
Amazonのなりすまし、詐欺メールと判断したら、URLのクリックやフォームへの入力などは決して行わず、即刻メールを削除して無視しましょう。
本物のAmazonセキュリティ警告メールの特徴
本物のAmazonセキュリティ警告メールは以下の特徴があります。
- 送信元メールアドレスがAmazonのドメインでは無い
- 警告メール本文にユーザーと紐付ける個人情報(氏名)が記載されていない
- 本物には「自身の操作である場合は無視してください」と記載があるものの、偽物には「無視してください」の旨は一切記載されていない
但し、これだけでメールの真偽を判断するのは不十分です、次に解説する見分け方を使った判断方法が一番安全です。
Amazonを装った迷惑メールを見分ける方法
Amazonのアカウントサービスをチェック
そのメールが本物かどうか確実に見抜く方法はAmazonアカウントのメッセージセンターを確認すること。
Amazon公式サイトでは、Amazonから送られたメールを確認できる「メッセージセンター」が用意されております。Amazonセキュリティ警告を含む、Amazonから届く全てのメールはメッセージセンターで確認することができます。
なので、ここに表示されないものは公式から送られたものではなく、全てフィッシング詐欺メールです!
なお本当に送られてきたメールで、しかも覚えのないサインイン履歴であったなら、パスワードをすぐに変更するなど、きちんと対応しましょう。
メールの送信元を確認する
そのメールが本物かどうか見分けるもう一つの方法は、メールの送信元のアドレスを確認しましょう。
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス:
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
Amazonでは、主に以上の送信情報を使用してお客様に連絡しています。
差出人メールアドレスはいずれかが含まれていない場合は、フィッシングメールやなりすましメール可能性があります。
押してしまった場合の対処方法
もし万が一、詐欺メールに騙され、押してしまった場合は、迅速な対応が必要です。
押してしまってどこかのサイトに飛ばされた
この場合は、求められた入力項目などは一切無視してページを離脱しましょう。
個人情報などを入力しなければ問題ありませんが、気になる方はウイルススキャンをかけておきましょう。
何かのダウンロードが始まった
何かのダウンロードが始まった!その時はまずはネット接続を遮断しましょう。
有線接続ならケーブルを引き抜く、スマホならモバイル通信・Wi-Fi接続をOFFにしましょう。
解決するまでネットには接続せずに購入元のサポート等に相談して対応しましょう。
ログインID・パスワードを入力してしまった
不正ログインやアカウントが悪用されないように、アカウントを削除するか、パスワードをすぐに変更しましょう。
個人情報やクレジットカード情報などを入力してしまった
クレジットカードの場合、すぐにカード会社へ連絡し、カードの使用を停止しましょう。
個人情報が悪用される可能性があるので、もしなにかトラブルや気になる点があれば警察や消費者センターなどに相談しましょう。
最後に
今回はAmazonセキュリティ警告メールの本物と偽物の見分け方についてご紹介しました。
詐欺メールと判断したら、即刻メールを削除して無視しましょう。不正ログインの可能性がある場合に直ちにパスワードを変更すること。
どうしてもわからない場合、国民生活センターに相談しましょう。
国民生活センターは、国民生活の安定及び向上に寄与するため、生活に関する情報が集まる消費者庁所管の組織です。わからないことや困ったことがあれば相談してみてくださいね。