白湯(さゆ)は、体にデトックス(毒出し)やダイエットに効果があるので、芸能人も飲んでいるようです。女性の中でも人気を集めています。
いろいろ効果がある白湯には何度で飲めば、最高の効果を発揮してくれるでしょうか?また白湯を飲み続けると下痢になってしまう人もいるようで、これはなぜでしょうか?
ここでは効果を発揮してくれる最適な温度や飲み方、デトックスに伴って現れる好転反応についても説明します。ぜひご参考になさってください。
白湯(さゆ)とは?
白湯(さゆ)は一度沸騰させたお湯を冷ましたものです。
白湯は消化に一番負担がかからない優しい飲み物、白湯をとることによって、内臓から温まって体温が上がるのです。
医師である齋藤真嗣氏の著書「体温を上げると健康になる」の中で、 「体温が1度下がると免疫力は30%低下します。
逆に体温が1度上昇すると免疫力は500%~600%、つまり体温がたった1度上がるだけで免疫力は5倍から6倍も高くなる。体温を上げることで、人はストレスに強く、病気になりにくい健康な体を維持することが出来るのです。 」 と述べています。
白湯の最適な温度は?
50度ぐらいが内臓を温めるのに最適な温度
白湯はお湯を沸騰させてから、50度ぐらいまで冷まして飲むことが大事です。なぜなら、50度位は内臓を温めるのに最適な温度です。
この温度より高すぎたり低すぎたりすると、かえって体に負担がかかってしまうんです。体温より少し熱めのお湯を飲めば、体にもスムーズに取り入れられ、最高の効果を発揮してくれます。
白湯の正しい作り方
白湯の効果を最大限引き出せるために、正しい作り方をマスターすることが必要です。
- やかんや鍋に水を入れ蓋をし、強火にかける。水は水道水・ミネラルウォーターどちらでも構いません。
- 沸騰したら、やかんや鍋のフタを取り、弱火で10分ほど沸騰させ続けます。
- 時間がきたら火を止めて、50度くらいの温度になるまで冷まして完成 。
作った白湯は、ポットや魔法瓶などに入れておき、できればその日のうちに飲みきるようにしましょう。
白湯の効果的な飲み方と飲むタイミング
一回に飲む量は、150ccから200ccが良いとされています。飲むときは、ゆっくりと10分ほど時間をかけて飲みましょう。一気に飲むのは胃腸にあまりよくないです。
朝起きてすぐ
朝に白湯を飲むと、内臓をゆっくりと目覚めさせ、胃腸をあたためてくれるので、消化力を高めます。また溜まった老廃物を押し流して、腸をキレイにすることもできます。
朝の白湯でお通じがよくなるという口コミもあります。
食事中に白湯を飲む
また食事中に白湯を飲むと、消化吸収を助けて、摂取した食べ物のカロリーも消費しやすくなりますのでおすすめです。
寝る前に白湯を飲む
寝る前に白湯を飲むと体温があがります、体温が高くなることで眠りやすくなり、翌朝にデトックス効果も現れます。
下痢になるのは好転反応?!
白湯を飲むことで下痢になってしまうという人がいるらしい、どうしてでしょうか?
実はそれ、「好転反応」という体のデトックスが進んでいるときに起こる症状なんです。
好転反応とは、体が良い状態になるため起こった一時的な現象です。調整反応とも言います。
白湯を飲むことによって、体に溜まった「毒素」がはがれて、その毒素が体の中を巡ってしまうために、起きる反応です。副作用と違って、体が良くなろうとしている証拠です。
不摂生な生活を送っている人は好転反応が出やすいです。起きる症状も、人それぞれです。皮膚に出やすい人もいれば、便に出やすい人もいます。
ですので、すぐに諦めずに、体の毒素を外へ排出することを意識して頑張って続けましょう。
最後に
白湯は、身体の内側から浄化してくれることができます、さらにお金もかかりません、簡単で誰でもすぐに取り組むことができます。
まだ白湯を試していない人は、ぜひ一度試してみてください。