寒い冬にキッチンや洗面所などに暖房を置こうと思いますが、どんな暖房器具がいいか迷いますよね、そんな時、速暖で経済的、価格も安価になってきたカーボンヒーターがおすすめです。
今回はカーボンヒーターの特徴や電気代がやすい理由、火事の危険性などについて詳しい情報をご紹介します、ご参考になさってくださいね。
カーボンヒーターとは?特徴は?
カーボンヒーターとは
カーボンヒーターは電気ストーブの一種です。
エアコンは暖かい空気を作り、空間全体を温風の循環で暖めますが、これと違って、電気ストーブは太陽のように、遠赤外線を放射させることによって、物体を温めます。冬で日向に行ったら、暖かく感じるのと同じ原理ですね。
さらにカーボンヒーターの発熱体は炭素繊維を入った石英管を用いるため、普通の電気ストーブより効率よく体を暖める事が出来ます。
カーボンヒーターの特徴は?
仕組みを分かったうえで、カーボンヒーターの特徴は以下のようになります。
- 即暖性がありスイッチをいれてすぐに暖かく感じられる。
- 他の電気ストーブより電気代が安い
- 軽くて持ち運びも便利。
- 空気を汚さないので換気の必要がない。
- 音がないので静かです
- 本体価格も安価
- 小型なので、収納場所を取らない
ハロゲンヒーターとカーボンヒーターの違いは?
電気ストーブと言えば、ハロゲンヒーターが有名ですね。同性能程度のハロゲンヒーターとカーボンヒーターの違いは比較してみましょう。(500Wの1時間運転した場合、1kWhあたりの料金は23円で計算。)
ハロゲンヒーター | カーボンヒーター | |
発熱体 | ハロゲンランプ | 炭素繊維 |
赤外線放射量 | 1倍 | ハロゲンヒーターの約2倍 |
消費電力 | 多い | 少ない |
電気代 | 約21.2円/(1時間500W) | 約11.5円/(1時間500W) |
カーボンヒーターとハロゲンヒーターの大きな違いは発熱体ですね。カーボンヒーターの赤外線放射量は、ハロゲンヒーターの約2倍!なので体の芯まで暖まり、暖まった体は冷えにくくなるという効果があります。
カーボンヒーターはハロゲンヒーターの上位品と考えても問題ないです。
カーボンヒーターで1ヶ月の電気代は?安い理由は?
わが家で使っているカーボンヒーターは450Wと900Wの切り替え式になっています。ハロゲンヒーターの2倍の暖かさなので、これくらいで十分温かいです。
ここではわが家で実際に使っていたのカーボンヒーター500Wを例に電気代を計算してみます。(1kWhあたりの料金は23円で計算)
450Wのカーボンヒーターを1時間つけると:
450W× 1時間 × 23円 /1000W =10.3円
1日5時間使用したとして、30日使うと:
10.3円 × 5時間 × 30日= 1545円
1ヶ月電気代は1545円となります。
同じ性能のハロゲンヒーターと比較して、カーボンヒーターの炭素繊維の赤外線放射量はハロゲンヒーターの約2倍ですので、体を効率よく暖めることが可能です。同じ消費電力で、倍の赤外線放射するため、電気代は半分に抑えることが出来ます。
カーボンヒーターには火事の危険性がある?
カーボンヒーターは直接火を使わないため、火事の危険性が少ないと思います。
また転倒OFFスイッチや過熱防止装置などの機能を備えたカーボンヒーターもあるので、さらに安心です。
しかし、直接火を使わないという安心感から、注意不足になることが多く、それが火災につながる可能性もあるので、つけっぱなしや周りに布団や雑誌といった可燃物を置かないように心がけましょう。
カーボンヒーターはこんな方におすすめ
カーボンヒーターはこんな条件の方におすすめします。
- 1人用の暖房器具を求める方
- キッチンに立つ際に足元を暖めたい方
- 小さなお部屋に適した暖房器具をお探しの方
- 狭い範囲をすぐに温めたい方
- ファンヒーターを使っていたが灯油の給油が面倒な方
おすすめのカーボンヒーター
カーボンヒーターの中で今人気なのが山善 遠赤外線カーボンヒーター です。
おすすめ理由:
- スイッチを入れると数秒で暖まります、すぐに暖まりたい時にはこのタイプが最適です。
- 温度調節は「強」と「弱」のみと非常にシンプル。
- 自動首振り機能が付いている
- 本体重量は3kgで軽いです。
1時間あたりの電気代の目安(1kW/h当り23円)は
- 「強」900W時では約20.7円
- 「弱」450W時では約10.3円
となります。
最後に
足元や小さなお部屋を暖めるのに最適なカーボンヒーターですが、電気代も安いので、ぜひ試してみてくださいね。