サラダに彩りと栄養を添えてくれる素晴らしい食材のトマトですが、自宅で簡単にトマトソースを作っておけば、美味しい一品が手軽に作れてしまいます。
作ったその場で使っても良いし、冷凍保存も可能。作り方も勿論簡単♪
そんなトマトソースの作り方や活用レシピ、また酸味を和らげる方法などを中心にご紹介させていただきます。
トマトの酸味を和らげる方法とは?
市販されているトマト缶とかだと生のトマトよりかなり酸味は弱めなのですが、生のトマトからトマトソースを作った場合、ちょっと酸っぱさが気になるって事もよくありますよね。
そんな時、酸味を和らげる方法をご紹介します。勿論、トマトソースだけでなく、普通のトマト料理への応用も出来ます。
種を取り除く
トマトの酸味の源は種なので、それを取り除く事で酸味が和らぎます。カットトマト缶なら最初から種は取り除かれているので問題ありませんが、ホールトマト缶は種が残っているので、酸味が気になる場合は調理前に取り除きましょう。
他の野菜と一緒に炒める
加熱する事で酸味を飛ばす事が出来ます。玉ねぎと一緒に炒めると更に効果的です。トマトを一番長く炒めるのがコツです。
酸味が飛ぶまでじっくり煮込む
こちらも加熱で酸味を飛ばす方法です。10~15分ほど煮込むと良いでしょう。
調味料を混ぜる
コンソメ、バター、オリーブオイル、ケチャップ、みりん、砂糖、ハチミツなどを入れると酸味が和らぎ、味がまろやかになります。
重曹またはベーキングパウダーを入れる
重曹のアルカリ成分でトマトの酸を中和する方法です。入れすぎると味を損なうのでほんの少量ずつ使って加減を調整しましょう。
トマトソースについて
トマトソースは、イタリア料理の基本となるソースの1つで、パスタやピザの味の基本です。
日本で一般的に作られるタイプと本場イタリアでは、若干作り方が違うようです。
日本のポピュラーなタイプは玉ねぎが入っている事で甘みを増していますが、本場至ではもっと酸味が強く、元のトマトに近い味付けをされている事が多いです。
トマトソースの作り方
イタリア料理に使うトマトソースの作り方
トマトソースの作り方としては、色々ありますが、イタリア料理に使うものをご紹介します。
(参考:ウィキペディア)
- みじんぎりニンニクとオリーブオイルを入れ、弱火にかけて香りを移す。ニンニクはすぐ焦げるため、冷たい鍋に入れて加熱する。
- みじんぎりにしたタマネギを加え、焦がさないようにじっくり炒めて、甘みを引き出す。
- ホールトマトをジュースごと入れ、ヘラなどで潰しつつ煮込む。この際、好みでローリエやバジルを加える。
- 分量が2/3~半分になるまで、ゆっくり掻き混ぜながら煮詰める。
- 最後に塩、コショウで味を調える。
このレシピから玉ねぎを抜くと本場の味に近くなります。
簡単に出来るトマトソースの作り方
クックパッドで紹介されている人気で簡単なレシピも併せてご紹介させていただきます。
(参考:クックパッドの碧鈴さん作)
材料:
カットトマト缶:1缶 玉ねぎ:半分 えのき:1/3 オリーブオイル:大さじ1
併せ調味料(A):ハーブソルトまたは塩:小さじ1 コンソメ:1個(お好みで2個でも) ケチャップ・砂糖:各大さじ1
作り方:
- 玉ねぎはみじん切り。えのきは下1/3の固まっている部分をつかう。みじん切りにしてほぐしておく。
- 鍋にオリーブオイルをしき、玉ねぎとえのきを入れて炒める。しんなりして来たらトマト缶と併せ調味料(A)を加えて10分ほど煮込む。
- 大体煮詰まったら味をみて、塩、又は砂糖で味をととのえて完成。
作ったトマトソースの冷凍する方法
冷凍も出来ますよ。冷凍する場合は、粗熱を取った後、1回使う量を小分けにしてジップロックなどに入れて冷凍しましょう。
ビンや缶に入った状態での冷凍はNGです。
通販最安値トマトソース
このデルモンテ基本の完熟トマトソースはオリーブオイルで野菜を丁寧に炒め、完熟トマトで煮込んで軽く味つけ、シンプルな味わいのトマトソースです。
150円前後で、手頃な価格が嬉しいですね。
トマトソースの人気レシピー
トマトソースと大豆の相性がとても良いです、スープに大豆を入れる事で、良質なタンパク質が取ることができます。ドライパックの大豆を使えば、10分で手軽にトマトスープが出来上がりです♪
(参考:だいどこログ)
材料:
産直大豆ドライパック(パウチ) 1袋(60g) ポークウインナー 5本 にんにく 1片 トマト 1個
ケチャップ 小さじ2 塩 少々 こしょう 少々 コンソメ 1個 パセリ 適宜 オリーブオイル 小さじ2
作り方:
- ウインナーは輪切りにする。にんにくはみじん切りに、トマトは角切りにする。
- 鍋にオリーブオイル、にんにく、ウインナーを入れて熱し、キツネ色になるまで炒める。水(500ml)とコンソメを加え煮立ったら、大豆、トマトを入れてさっと煮込む。
- ケチャップ、塩・こしょうで味を調える。器に盛り、パセリをちらして完成♪
またトマトソースはパスタソースとして使うのが一番ポピュラーな方法です。
- アラビアータ:トマトソース+唐辛子
- ペスカトーレ:トマトソース+魚介類
- ボンゴレ・ロッソ:トマトソース+アサリ
- ミートソース(ボロネーゼ):トマトソース+挽肉とセロリとニンジンの微塵切り
- アマトリチャーナ:トマトソース+炒めたパンチェッタ
- プッタネスカ:トマトソース+アンチョビ、ケッパー、ブラックオリーブ
- マリナーラ:トマトソース+オレガノ
言った応用で、トマトソースを加えれば、色々なパスタソースが作れます。
まとめ
トマトソースの簡単な作り方と美味しい活用法、酸味を飛ばす方法について解説させていただきました。
日本のトマトは海外のものより元々酸味が強いようです。缶詰も同様ですので、酸味抑えめで簡単にトマトソースを作りたい場合は種のないカットトマト缶を選ぶか、海外産の細長い酸味の少ないトマトを選ぶなどすると良いですよ。