塩対応って言葉をここ数年聞くようになりました。
いや、聞いたことない、塩対応ってなに?と思われた方も勿論いらっしゃるかと思います。
塩対応の意味や由来、最近塩対応の女性がモテる、という情報について、いろいろ調べてみた結果をお伝えします。
塩対応(しおたいおう)とは?どんな意味?
まず、塩対応(しおたいおう)って何?
実用日本語表現辞典には、「そっけない、愛想のない、冷淡な接し方を指す言い方」とあります。
つまり、塩のように「しょっぱい」態度の事ですね。
方言での「しょっぱい」は「塩辛い」「情けない・恥ずかしい」「けちな」「嫌な」という意味ですが、それと「塩対応」は、似ているようでちょっと違うニュアンスのようです。
塩対応の由来は?逆の言葉って何?
塩対応は、アイドル関連のイベントで、アイドルがイベント時にファンにそっけない対応をした際に、がっかりしたファンがそのアイドルの様子を表現した事が始まりと言われています。
塩対応の代名詞と言われるほど、塩対応で有名なアイドルに、AKBの島崎遥香さんがいます。
例えば握手会でぱるるさんが立たない!会話しない!など塩対応報告が出ています。普通に握手をしながら会話を楽しむアイドルと比べて、「この子舐めてんの?」と思ってしまう人もいます。
その反面、アイドルにも関わらず媚びない。握手会やテレビ番組などでも関係なくマイペースぶりを発揮するのは脱帽ですというファンもいます。人間わかりあえない所ってありますよね!!
その対義語とされているのが「神対応」という言葉です。
こちらは、実用日本語表現辞典によると「主に企業のクレーム対応などについて、驚き感心するほど行き届いた対応に対して用いられる表現」とあります。
塩対応に合わせてアイドルの態度として表現すると、神対応というのは、アイドルがファンに対してとても親密な態度を取って感動させる、という感じになりますね。
ちなみに神対応で有名なのが、柏木由紀ちゃん(ゆきりん)。
塩対応の女がモテる理由は?
普通に考えると、そっけなくされるより優しくされたほうが、異性は喜ぶような気がしますが、実は、最近は塩対応の女性がモテている事が多いんです。
理由は、個人の捉え方にとっていろいろですが、よく言われているのは、
- 塩対応の女性は媚びていない感じがむしろ好感度が高い
- 普段そっけなくされると、何とかこっちを振り向かせようという気持ちになる
- たまに関心を持ってくれた時の喜びがとても大きい
- 感情的にならないので冷静な話し合いがしやすい
- くだらない噂話に花を咲かせたりしないのが良い
などなど。
ヒステリックな女性と付き合って疲れてしまった経験のある男性ほど、塩対応タイプの女性に好感を持つ傾向が高いようです。
また、男性にモテるだけでなく、同性からも、人に媚びない感じ、誰かに迎合して陰口を言わない感じから、人気や信頼度が高まっています。
確かに、誰にでもニコニコしている人は、逆に何を考えているか分からなくて信用できない感じがしますよね。
まとめ
塩対応の女性がモテるというのは、男性は勿論、女性にも人気が高いのは、彼女を見ていると分かる気がします。
ただ、塩対応の女性が魅力的だと言っても、ただそれを真似るだけでは、モテたくて塩対応を装っているだけと見抜かれて、逆に嫌われてしまう場合があります。
相手によっては、ただ冷たいだけと取られてしまう事もあります。
身近に、モテモテの塩対応の女性がいるなら、塩対応の女性の魅力がどこから来るのかを勉強してみるのも良いのではないでしょうか。