大人のお酒のおつまみにもお子さんのおやつにも、ピーナッツは大人気ですよね。特に柿の種とセットで食べるピーナッツが大好きです。
でもカロリー高いから太っちゃう…って気にしてる方、ピーナッツダイエットというのがあるのをご存知ですか?
カロリーも糖質も高いのに何故ダイエット出来るのか?その辺りの情報をいろいろ調べてみました。
ピーナッツ(落花生)とは?栄養価は?
ピーナッツは、日本語で言うと落花生って言います。南京豆という別名もありますが、そちらは最近あまり聞かなくなりました。
殻をむいた状態で売られているのがほとんどですが、殻付きの生を買ってきて、塩茹でにして食べる事もあります。試した事はないですが、美味しそうですね。
中国では、皮付きの種を油で揚げて塩をまぶし、おかゆの具にしたりするんだそうです。
気になるピーナッツの栄養価ですが、主に、タンパク質、脂質、炭水化物、食物繊維、カルシウム、ビタミンB2、ビタミンEなどが豊富に含まれています。
特に食物繊維が、なんとごぼうよりも多いんです。
ピーナッツのカロリーや糖質はどれぐらい?
ピーナッツのカロリーは、殻をむいた食べられる部分100gだと562kcalで、糖質は11.4gです。
カロリーに対して、糖質は低い方ですね。
他のナッツ類と比較してみました、(全て可食部100gのカロリーと糖質量と食物繊維の量になります)
カロリー(kcal) | 糖質量(g) | 食物繊維(g) | |
ピーナッツ | 562 | 11.4 | 7.2 |
バターピーナッツ | 592 | 11.3 | 6.9 |
アーモンド | 598 | 10.4 | 11.9 |
カシューナッツ | 576 | 20 | 6.7 |
マカデミアナッツ | 720 | 6 | 6.2 |
カロリーは高いですが、ピーナッツは、同じようにおつまみやおやつに提供される事の多い他のナッツ類に較べると、ややカロリーは低め、糖質は平均的、食物繊維は高めである事がわかります。
ナッツ類をおつまみやおやつで食べる量の目安は大体10g位なので、摂取カロリー量は表の大体1/10と考えて良いと思います。
ピーナッツを食べ過ぎるとどうなる?一日に量の目安は?
ただ、どんなに良い食材でも、食べ過ぎはよくありません。
ピーナッツには食物繊維が多く含まれているので、食べすぎてしまった場合、胃腸の調子を崩してしまいます。
また、美容にも健康にも効果の高いビタミンも、摂り過ぎると消化不良を起こす場合があります。
ピーナッツを食べ過ぎるとお腹がゆるくなる、と言われていますが、ちゃんと根拠のある事なので、食べ過ぎには注意しましょう。
ダイエットに効果的なのは、1日25~30粒位を、朝か昼、またはおやつの時間に食べるという方法です。
ピーナッツでダイエットできる理由は?
ピーナッツが何故ダイエット向きの食材なのか。
それは、確かに高カロリーですが、糖質が低く、食物繊維が豊富である事と、含まれている栄養素に、脂肪燃焼効果や新陳代謝を活発にする効果があるからなんです。
ピーナッツの半分は脂肪ですが、その脂肪も、体に蓄積する動物性脂肪ではなく、太りにくい植物性の脂肪です。
更に、植物性脂肪には、中性脂肪や悪玉コレステロールの値を下げる働きがあるので、ダイエットに効果があるだけではなく、健康にも良いんです。
太る食材は、血糖値の上昇度合を表すGI値が高めです。
- 食パンはGI値95
- 白いご飯は88
- パスタは65
ですが、ピーナッツはなんと15!
このようにGI値がとても低いため、カロリーは高くても太りにくい、むしろ痩せ体質を作ってくれる効果が期待できる食品なんです。
ダイエット向きの市販ピーナッツ
千葉県でとれる落花生です、そこらで市販されている中国産などとは比べものになりません。安心して食べられます。
また職人暦50年ナッツ・豆一筋の焙煎職人さんに、落花生を煎る作業は依頼をしているので、非常に美味しい!薄皮ごとキレイに食べられます。
まとめ
ピーナッツが美容と健康とダイエットに良いのは確かなのですが、市販のピーナッツにも色々あり、塩や砂糖などでコーティングされているタイプのものはNGです。
一番良いのは、殻付きのものを買っていて、自分で塩茹でなどをして味を調整する事です。
面倒という方には、生タイプのピーナッツも簡単に入手できますので、お好みの味に調整して、美味しく健康的にピーナッツを味わいましょう♪