ひまわりの種を食べたことがありませんか?筆者がミックスナッツの中に入っているひまわりの種がとても好きです、独特の風味としょっぱい味がクセになりますね♪
実はひまわりの種は非常に栄養価が高い食品で、中国の春節(旧正月)のとき、なくてはならないおやつだそうです。
ここではそんなひまわりの種の栄養価や効果効能と効果的な食べ方について紹介していきたいと思います。ぜひご参考になさってください。
ひまわりの種とは?
ひまわりの種とはひまわりの花にできる種子のことを指します。
1.5cmほどの大きさで、1輪あたり約500~3,000個の種を付けます。ひまわりのサイズが大きければ大きいほど多くの種子を収穫することができます。
一般的にはリスやハムスターなどの小動物のエサとなりますが、もちろん人間も食べられるんです。実を煎ってナッツとして食用されます。
また搾って食用油であるヒマワリ油とされたり、化粧品の原料などにも用いられます。
アメリカではアスリートが試合中の補助食として食用されたり、中国ではおやつとして愛されています。
ひまわりの種の栄養価
ひまわりの種には、葉酸、ビタミンE、鉄分、亜鉛、エネルギーをつくるのに欠かせないB群、マグネシウム、カルシウム、カリウム、トリプトファン、リノール酸など豊富な栄養価が含まれています。
1粒あたりのカロリーは約1.2kcal、糖質は約0.02gほどあります。他のナッツ類と比べると、高カロリーな食品になります。
ひまわりの種に期待できる効果・効能
ひまわりの種は栄養価が高く、健康に優れた効果と効能が期待できます。
生活習慣病や動脈硬化の予防
ひまわりの種にはコレステロールの上昇を抑える脂肪酸・リノール酸が含まれているので、動脈硬化の予防・生活習慣病予防に繋がります。
むくみ対策
カリウムを豊富に含むため、冷え性や生理前にむくみやすい女性におすすめです。
ストレス緩和やうつ病予防
ひまわりの種には幸せホルモンの一種、トリプトファンを含みます、ストレス緩和やうつ病予防に効果的です。
アンチエイジング
抗酸化作用の高いビタミンEやコラーゲンの材料となるタンパク質を含むので、ビタミンEの抗酸化作用によって老化防止や美肌などのアンチエイジングにも役立ちます。
ダイエット効果
ひまわりの種に含まれるマグネシウムがストレスによる増えるホルモンコルチゾールの分泌を抑え、脂肪が燃えやすい体質へと改善できます。
ひまわりの種の効果的な食べ方
前述したように、ひまわりの種にはリノール酸やビタミン類が含まれています、このリノール酸やビタミン類は熱に弱いため、加熱することによって劣化しやすくなってしまいます。
加熱せずにそのまま食べるのが効果的です。
ひまわりの種は香ばしい香りがあり、クセもない食品なので、コーンフレークにひまわりの種をトッピングしたり、細かく砕いてドレッシングの材料として活用すると美味しく効果的に栄養を取ることができます。
ひまわりの種の割り方
ひまわりの種の割り方はとても簡単です。
まず爪で種の殻にヒビを入れます、そこから固い殻を割って、中身の白い部分を取り出します。
種の殻はもちろん食べられないので捨てましょう、中の白い部分は食用できます。
食べ過ぎには要注意!
ひまわりの種1粒あたりのカロリーは約1.2kcal、糖質は約0.02gほどあって、高カロリーな食品なので、食べすぎると太りやすくなり、体に悪影響を及ぼす場合があります。
例えば、ひまわりの種に含まれるリノール酸は過剰摂取するとアトピーやニキビ炎症を引き起こす危険性があります。
1日の摂取目安は10g程度(約20粒)です。これ以上食べ過ぎないように心がけましょう。
おすすめの美味しいひまわりの種
これはブルガリア産サンフラワーシードを100%使用しています。
種の殻を剥いてローストしてあり、無塩・無油の素焼きのひまわりの種なので、ひまわりの種本来の味わいを楽しむことができ、ヨーグルトやサラダに入れて食べると一層美味しくいただけます。
最後に
ひまわりの種についてご紹介しました。
小動物のエサというイメージが強いですが、非常に高い栄養価を持っている立派なナッツですね。
加熱せずにそのまま食べるのが効果的ですが、高カロリーなので、食べ過ぎないように心がけましょう。