「セルライト」という言葉、耳にしたことがありませんか?特に女性なら、知っている方は多いと思います。
このセルライトは一度カラダについてしまうと、とても落ちにくく、セルライトで覆われた脂肪も落ちなくなってしまいます。かなり厄介な物です。
今回はそのセルライトのできる原因やなくす方法などについて、お伝えしていきます。
セルライトとはなんでしょう?どうしてできるの?
セルライトとはなんでしょう?
そもそもセルライトとはなんでしょう?セルライトという言葉はフランス語の「cellulite」から由来しているそうです、一言でいえば、「脂肪の塊」です。
お腹の周りやヒップ、太ももなどに付くオレンジの皮のように、デコボコに見える脂肪、それがセルライトです。女性の8割以上にセルライトがあると言われています。
セルライトのできる原因は?
自律神経の乱れや冷え、年齢による代謝の低下などにより、血行不良が起こってしまいます。
カラダの血行の流れが滞ると、毛細血管から染み出た乳酸やアンモニアなどの老廃物が脂肪細胞に付着します。
これにコラーゲンが加わり徐々に老廃物の固まりをつくっていき、皮下脂肪の細胞が肥大化して、セルライトができてしまうのです。
肥大化した脂肪細胞でさらに血管が圧迫され血行が悪化し、老廃物もさらに溜まって、皮膚表面にもデコボコ状態になります。
このセルライトは太ももやお尻など下半身でできやすいです、下半身は内臓から離れているため、老廃物が排泄されにくく、セルライトも進行しやすくなります。
一度できてしまうと自然に消えることはありません。血行不良で溜まった老廃物は、脂肪の分解を妨げます。 それが冷えの原因となり、症状がさらに悪化して、悪循環がおきます。
セルライトを揉むと痛い原因は?
エステに通ったことがある人がよくご存じでしょうが、このセルライトが思い切り抓まれたら凄く痛いです。どうしてセルライトはつまんだだけで、あんなに痛いでしょうか?
先ほど述べたように、セルライトは代謝の低下や血行不良によって、ためこまれた老廃物が脂肪細胞のまわりにまとわりついて、大きくなっていきます。
このように大きくなったセルライトはリンパ管や周りの血管を圧迫させます。するとリンパ管の流れが悪くなり、老廃物がきちんと排出されなくなるのです。
さらにセルライトが増えて、固くなっていく悪循環がおきます。
マッサージなどで揉んだ時に、セルライトがお互いを押しあい、圧迫しあうため、痛みへとなってしまうのです。
セルライトが 触るだけでも痛む場合は、その部分にかなりセルライトが蓄積され、 体を圧迫しているということが分かります、その痛みを取るには、リンパの正常な流れを取り戻すしかありません。
自宅でできるセルライトをなくす方法!
下半身には血液の70%が集まっているので、リンパマッサージすることで、血液の循環が良くなり、身体にとって不要な老廃物を速やかに体外に排出することができます。
肌への刺激を少なくするために、マッサージ用のクリームやオイル、ジェルなどを塗って行いましょう。
また入浴後体が温まったので、血行がよくなっているときに行うと、より高い効果が期待できます。
やり方:
1、まず太ももの付け根にある鼠径リンパ節に圧力をかけ、揉みほぐします。
2、血液を心臓に戻すことをイメージしながら、アキレス腱からひざ裏に向かって揉むようにします。
3、ヒザの後ろのくぼみ(リンパ節)を5秒間押して刺激します。それから、ヒザ裏をていねいにマッサージします。
4、太ももの外側を、ヒザから付け根に向かって脂肪をつぶすイメージで、こまかくつまんでいきます。両手で脂肪を雑巾絞りのように太ももを絞り上げます。
5、老廃物を移動させるイメージで、太もも全体を揉みあげていきます。
6、再び太ももの付け根にある鼠径リンパ節を刺激します。流れをよくするためにぐっと押しましょう。
7、上記の流れを、左右それぞれ3回程度行います。
マッサージは、基本的に下から上へ向かって行いましょう、太ももは太さがあるので、表側、裏側、外側、内側と分けて行うといいでしょう。
この時の力は、少し痛いと感じるくらい力をぎゅっと入れるようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
この誰もは嫌うセルライト、いったんできてしまうと、除去するには長い時間がかかります。
セルライトを除去するマッサージは1回や2回したところで、除去することができません、毎日コツコツと継続することは何よりです。
美脚を手に入れるため。ぜひ毎日コツコツとマッサージをしましょう。