アスパラガスを上手に調理できたら、ちょっと、おしゃれになった気分になりますよね。お皿に盛り付けるのも楽しくなります。
今回は、アスパラガスの栄養や効能!正しい下ごしらえとゆで方についてお伝えします。
アスパラガスとは?カロリーは?
アスパラガスについて
グリーンアスパラガス
ホワイトアスパラガス
日本では、グリーンアスパラガスが一般的です。日本人はシャキシャキ感がある方が好きなのでしょうね。
あまり出回っていないようですが、缶詰だとホワイトアスパラガスも見かけます。2つの違いは育て方にあるみたいです。
日光を当てて育てるのがグリーンアスパラガスで、日光を当てずに育てるのがホワイトアスパラガスなんだそうです。
原産地は南ヨーロッパの方で、薬用植物として用いられた時代もあります。
アスパラガスのカロリーについて
さて、気になるカロリーは、1本あたり(24g)で5kcalです。
100gだったら22kcal
なわとび1分、ジョギング2分で消費できるくらい(笑)
アスパラガスには、どんな栄養素が含まれているの?
アスパラガスは、健康に、美容に活躍してくれる栄養素が豊富なんです。
まず、メインとも言えるのがアスパラギン酸(アミノ酸の一つ)とメチルメチオニンです。
その他に、βカロチン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、食物繊維、ルチンなども含まれています。
こんなに栄養素があって、好き嫌いの激しさもなく、調理法のバリエーションにも困らない野菜というのもめずらしいのではないでしょうか?
アスパラガスの効能・効果について
それでは、アスパラガスの効能・効果については、栄養素別に挙げてみますね。
アスパラギン酸(アミノ酸の一つ)
免疫力のアップ、疲労回復、美肌効果、毛細血管の拡張など。
メチルメチオニン
胃酸の分泌の抑制、粘液の新陳代謝の促進、胃痛の緩和など。
βカロチン
皮膚の粘膜を正常に保つ、夜盲症の予防、美肌効果など。
ビタミンB1
中枢神経と末梢神経を正常にする。
ビタミンB2
脂肪燃焼、活性酸素の除去、過酸化脂質の分解。
ビタミンC
メラニン色素の生成の抑制、コラーゲンのサポート、免疫力アップなど。
ビタミンE
血行改善、女性ホルモンのバランスの調整、生活習慣病の予防など。
葉酸
動脈硬化予防、胎児の健康のサポート、貧血予防など。
食物繊維
腸内環境を整える、便秘の予防
ルチン
血管、毛細血管の強化など。
どうですか?バランスがとてもいいですよね。
また 免疫力アップや疲労回復、さらには肝機能改善など、アスパラガスの効能が本当にすごいんです。若い女性から年配の方々にまでありがたい効能がいっぱいです。
正しい下ごしらえとゆで方
下ごしらえ
STEP1:アスパラの根元側の硬い部分を折ります。利き手でない方でアスパラの中央あたりを持って、利き手で根元側を曲げていきます。すると、硬い部分と柔らかい部分の中間でポキッと折れます。
時短で、根本から2~3cmくらいを切り落とすという方法もあります。
STEP2:次に、ハカマを取ります。茶色っぽい三角形になっているやつです。ピーラーでも包丁でもOKです。
STEP3:最後に、まな板の上など、平らな所で1本ずつ根元4~5cmほど皮を剥きます。
下ごしらえは、ここまでです。
この方の説明がていねいだったので、動画も貼り付けておきますね。再生時間は、2分53秒です。白いアスパラガスの説明もしてくれていましたよ。
アスパラガスのゆで方
STEP1:アスパラガスは並べて、横に寝かせて、ゆでたいので、フライパンを使うのが望ましいです。まず、フライパンで水1Lくらいを沸騰させます。
STEP2:次に、小さじ2(アスパラガス4本の目安)ほどの塩を加えます。
STEP3:ゆでる時間は、通常は1分30秒~45秒です。太めのアスパラガスは2分くらいゆでてください。
STEP4:最後に色止めをします。
サラダなどに使う場合は、ゆであがったアスパラを冷水につけて冷やします。粗熱がとれたら、キッチンペーパーなどで水分をとります。
また、炒めものなどにする場合は、ゆであがりに油をふると、色止めになります。
最後に
アスパラガスの下ごしらえのポイントは「食感を良くするために根元4cm前後の皮を剥く」です。
アスパラガスの塩ゆで、良かったらやってみてくださいね。