カレーと言えば、嫌いな人を探す方が難しいほど、人気の高いポピュラーな料理ですね。
インドで発祥し、イギリスを経由して日本に伝来した、今や日本のソウルフードと言っても過言ではない、食卓の常連、それがカレーです。
ここではインドカレーについていろいろとお伝えして行きます。
インドカレー(印度カレー)のカロリーはどれぐらい?
インドカレーについて
発祥地であるインドでは、カレーという名称では呼ばれていないのはご存知でしょうか?
ウィキペディアによれば、
カレー(又はカリー)とは、多種類の香辛料を併用して食材を味付けするというインド料理の特徴的な調理法を用いた料理に対し、欧米人が名付けた呼称
とあります。
ご家庭やファミリーレストランや街の洋食屋さんで食べるカレーをイメージしてインドカレーを食べると、同じカレーという名称で呼ばれているのに、ここまで違う食べ物なのか、と驚かされます。
インドカレーのカロリー
インドカレーにも色々な種類があります。共通しているのは、どれも油を使っているので、カロリーが高めという点です。野菜や豆のカレーに較べると、マトンやチキンを使ったカレーは、使っている油が増える分、当然カロリーが高くなります。
お店や調理法によって変わってきますが、カレー単体ですと大体1人前300kcal前後が目安になります。
それぞれのカロリーを見てみると:
- アルーサーグ(じゃが芋とほうれん草のカレー)カロリー:500kcal/1人前
- 野菜カレーカロリー:350kcal/1人前
- キーマカレー(ミンチカレー)カロリー:450kcal/1人前
- チキンカレーカロリー:650kcal/1人前
- ダールカレー(豆カレー)カロリー:250kcal/1人前
また、インド料理屋さんですと、カレーのお供として、ナンまたはバターライスがついてきます。それによって更にカロリーは跳ね上がりますので、ダイエット中の方は注意が必要です。
ただ、カロリーが高いからダイエット中は絶対食べないほうが良い、という事ではありません。
インドカレーに多く含まれているカプサイシンは、脂肪の燃焼効果など、ダイエットに最適な効能があります。逆にダイエットの味方にしてしまう事も可能です。
高いカロリーだけを見て忌避するのはもったいないです。上手に食べ方や食べるタイミングを工夫してみましょう。
インドカレーの種類は?
どこのインドカレーのお店でも見かけるのは、
- チキンカレー
- キーマカレー
- マトンカレー
- アルーサーグ
ですが、その他にも様々な種類があります。
インドにおけるカレーとは、香辛料を多用した煮込み料理の総称であり、インドでは、それぞれの種類に固有の名称があります。
ウィキペディアに挙げられているものは、
- サーグ
- サンバール
- コルマ
- ダール
ですが、調べてみると更に色々な種類があり、どれもとても美味しそうです。
レシピも、本やネットで色々紹介されているので、ご自宅でも作ってみてはいかがでしょうか。ご自宅で工夫する事により、カロリーも抑える事が出来ます。
また、北インドと南インドでも、がらりと違った料理になるようです。インド料理のレストランで食事をする際、お店の方に聞いてみると、また一層味わい深く食事を楽しむことができそうです。
正しいカレーの食べ方は?
有名なインドの食事の作法として、スプーン等を使わず、よく洗った清潔な右手で食べる、というものがあります。ただ、日本人としては、右手で食べるというのに抵抗がある方がほとんどでしょう。
本格的なインド料理のお店でも、日本国内ではスプーン等を出してもらえるので、その点は安心して大丈夫でしょう。
インド本国でカレーを出された場合は、勿論右手で食べる事になるかと思います。その際には、不浄とされている左手は決して用いず、右手だけを使って食べましょう。
そして、インドの食事の作法として、「食べ残し」事だけは、もったいない上に大変失礼な行為とされているので、自分が食べられるだけの量を注文し、礼節を持ってきちんと食べきるようにしましょう。
こちらは、インド本国でカレーを食べる機会があった場合でも、インドの方の経営しているレストランでの食事でも、共通する、一番大切なマナーです。
まとめ
インドカレーについて、いろいろと紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。もう胃袋がインドカレー食べたい!となっていらっしゃるなら幸いです。
インドカレーは、調べれば調べるほど奥の深い料理です。
- カレーとはインド発祥の、香辛料を多く使った煮込み料理の総称である
- カロリーは確かに高いが、工夫次第でダイエットの味方になる
- 種類はとても多く、北インドと南インドでもまた違う傾向がある
- 注文したら残さず、綺麗に食べきるのが最低限最上のマナーである
などの情報を頭に描きつつ、インドカレーを楽しんでいただけたら、と思います。