ひよこが成長するために必要なの栄養が全て詰まった卵ですが、食卓にもよくのぼり、色々な料理に使われています。
毎日当たり前のように食べてますが、実はこの卵は筋肉をつけるのに強い味方なんです!
そこで今回、卵のカロリーやタンパク質の含有量、筋肉をつけるのに卵がオススメな理由について詳しくまとめました。
卵1個のカロリーってどれぐらい?
卵1個のカロリーはサイズによって変動します。
因みに卵のサイズは、農林水産省によって決められているようですが、SSサイズからLLサイズまで6段階に区分されます。
ここではよく使われるサイズとカロリーをご紹介します。
- Sサイズ :75kcal
- Mサイズ :90kcal
- Lサイズ :98kcal
卵1個のカロリーは「100Kcal弱」と覚えておけばOKです。
そして生玉子、温泉玉子、茹で玉子、半熟玉子それぞれのカロリーはほとんど変わりません。
卵1個に含まれる栄養やタンパク質の含有量は?
卵は栄養豊富と言いますが、どんな栄養があるでしょうか?
卵1個(Mサイズ約60g)当たりの栄養成分:
- エネルギー:91Kal
- タンパク質:7.38g
- 脂質:6.18g
- 炭水化物:0.18g
- ビタミンE:0.6mg
- ビタミンB1:0.04mg
- ビタミンB2:0.26mg
- ナイアシン:0.06mg
- ビタミンB6:0.05mg
- カリウム:78mg
- カルシウム:30.6mg
- マグネシウム:6.6mg
- リン:108mg
- 鉄:1.08mg
- 亜鉛:0.78mg
- 銅:0.05mg
- マンガン:0.01mg
参考サイト:カロリーSlism
健康を維持するために必要な栄養を多くを摂取できる食品を「完全食品」と言いますが、このたまごはビタミンCと食物繊維以外の栄養を全て含んでいて、完全食品の1つとして認められています。
また卵のタンパク質が豊富で、必須アミノ酸がバランスよく含まれております。
実はたんぱく質を構成する20種類のアミノ酸の中で、私たちの身体にとって必要不可欠な8種類のアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と言います。
タンパク質に含まれる必須アミノ酸
筋肉をつけるのに卵がオススメな理由は?
筋肉は運動によって分解され、またタンパク質を吸収して合成するというサイクルを繰り返して強く大きくなります。
十分なタンパク質を補給することで、筋肉を作るサイクルがスムーズにできますが、不足してしまうと筋肉が増えないばかりか、骨や血液にも悪影響があります。
ですので、筋トレをする際はタンパク質の補給がとても重要です。
先ほど述べましたが、卵のアミノ酸スコアは、最高点の100なので、動物の体をつくるために必要な栄養素が、非常に良いバランスで入っています。
特に、黄身には、ビタミン・ミネラルが豊富です。ビタミンやミネラルは人間にとって必要不可欠な栄養素なので、筋トレをする上では、必要量のビタミンやミネラルを摂取することも必須です。
またたまごの価格の安さもとても魅力的で、10個パックで200円以下で買えますし、茹でるだけで食べられます。毎日食べたとしても飽きない!
ある実験で志願者が生の卵と料理した卵をそれぞれ4個ずつ食べた結果、料理した卵のタンパク質の消化率は90%以上に対して、生卵の消化率は65%という結果になりました。
つまり加熱されたタンパク質は消化吸収されやすいのです。なので筋肉をつけるのにゆで卵がおすすめです。手軽に食べられるのはとても素晴らしいですね。
一日何個まで?
「卵をたくさん食べたら、コレステロール値が上がるのではないでしょうか?」と心配される方もいるかもしれません。
実はアメリカや日本では行われた実験によって、卵を1日に5~10個食べ続けても、血中コルステロール値はほとんど変化しないことがわかりました。つまり健康な人なら全く心配はいりません。
1日に必要なたんぱく質量は体重1キロに付き1gといわれています。つまり、体重が50kgの場合は、50g必要となります。筋肉をつけたいなら、それ以上必要です。
健康な人なら、自分の状況によって、基本の摂取量を守りながら、どんどん食べていいのです。
但し肝臓の機能に何か問題がある方が控えめにしたほうがよいでしょう。
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まとめ
卵は筋肉をつけるための重要なタンパク源として重宝されています。
「アミノ酸スコア100」だけでなく、体を作る上で必要な栄養素がほとんど含まれているので、基本の摂取量を守りながら、毎日卵をしっかり食べて、筋肉づくりに役立てていきましょう。