蜂蜜酒って飲んだことがありますか?ワインやビールよりも古く、人類最古のお酒と言われています。
1万年以上前からあったとされて、古代エジプトでは、美女のクレオパトラも美容と健康のために蜂蜜酒を愛用したそうです。
そんな蜂蜜酒(ミード)ですが、味や作り方などについて調べてみました。
蜂蜜酒(ミード)とは?どんな味?
蜂蜜酒とは?
蜂蜜酒(ミード)は英語で「mead(ミード)」と呼ばれ、蜂蜜を水で薄めて発酵させて作ったお酒のことです。作り方がワインに似ていることから、ハニーワインとも呼ばれています。
因みにぶどうを発酵させて作ったお酒がワイン。お米を発酵させて作ったお酒が日本酒です。
昔、のどを渇かせた狩人がひっくり返った蜂の巣に溜まっている雨水を偶然飲んだ時が最初の出会いであったと言われて、世界で最初に飲まれていたお酒とも言えます。
現在、新婚の月を意味するハネムーン(蜜月)の由来はこのハチミツ酒からだといわれています。
昔のゲルマン民族においては、新婚直後の新婦は1ヶ月間外出せずに、蜂蜜酒を造り、新郎に飲ませて子づくりに励んだらしい。
これは蜂蜜に強壮作用があるとされた事と蜂の多産にあやかる為ではないかとされています。
また蜂蜜酒を飲むことで、かなりの確率で第一子は男の子が生まれるということが現在でも信じられています。
このことから、「蜂蜜の1ヶ月」=「蜜月(ハネムーン)」という言葉が生まれたそうです。
蜂蜜酒の味や度数は?
そんな蜂蜜酒(ミード)ですが、どんな味がするのか気になりますよね。ネット上の口コミを調べてみると、
- 甘口の蜂蜜ワインという感じ
- 日本酒に似た口当たり
- 香り高く、はちみつならではのやさしい甘さとすっきりとした飲み心地
- 甘い香りとほのかな蜂蜜の甘み、お酒が苦手な人も飲みやすい
などの意見がありました。
蜂蜜酒にもいろいろあります、ワインのようなあっさり系のものと、蜂蜜そのものがお酒になったような濃い系のものがあります。
蜂蜜酒のアルコール度数も、ものによって違いますが、大体12~16度です。もちろん味も変わってくるので、色々と試してみるといいですね。
蜂蜜酒の美味しい飲み方
蜂蜜酒の飲み方はいろいろありますが、ストレートやオンザロック、ソーダ割りなど、またカクテルのベースとしてもお楽しみいただけます。
ここではおすすめの飲み方をご紹介します。
夏場は凍らせて飲む
蜂蜜酒は均等に凍るので、シャリシャリした食感の冷たいミードを楽しめます!半分溶けかかったところが、ミード酒の良さを引き出して更においしいです。
寒い冬にホットミード
レモンミード:
- ミード 200cc
- レモン果汁 10cc(レモン約1/3個)
ミルクミード:
ミード:牛乳=1:1
蜂蜜酒にレモン果汁や牛乳を入れて温めるだけ!
火にあてすぎると、沸騰させてアルコールがとんでしまうので、沸騰しない程度に温めましょう。
最後に
蜂蜜酒の作り方も調べましたが、日本では自宅や家庭で、お酒を醸造してはいけないことがわかりました。
お酒の製造免許を持っていない人がアルコール度数1%を超えるお酒を造ると、酒税法違反で、10年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられるそうです。
厳しいですね、気軽に作れるからと言って、作ってしまうと痛い目に合うかもしれません、気を付けましょう!