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じゃがいもの糖質やカロリーはどれくらい?賞味期限は?出た芽をとれば大丈夫?

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じゃがいもってお好きですか?

春夏秋冬、和洋中どのジャンルのお料理にも順応する素敵な食材で、野菜の中でも食べやすく、嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。

そんなじゃがいもを、美味しく安全に食べるためのコツをご紹介していきます。

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じゃがいもってどんな野菜?漢字でどう書く?

「じゃがいもは野菜なのでしょうか。穀物ではないのでしょうか。」意外と悩む人が多いようです。

実は、じゃがいもはナス科ナス属の多年草で、昔から重要な食糧とされ、現在では世界各地で栽培されています。日本の農産物の分類において、じゃがいもは野菜と分類されています。

昔は春に植えて晩夏から初秋にかけて収穫されるだけでしたが、今は二期作などもあり、一年中食べられるようになっています。

漢字では「馬鈴薯」と書いて、「ばれいしょ」とも読むようです。

馬鈴薯という言葉は中国の文献からとったようですが、中国ではじゃがいものことを馬鈴薯と呼びます。最近はあまり聞かないので、若い人だと通じないかも知れませんね。

じゃがいものカロリーや糖質について

糖質制限の食事には、炭水化物は良くない、と言われています。気になるじゃがいもはどうなのでしょうか。

100gのカロリーや糖質

100gに対して生の場合は76kcal 、蒸した場合は84kcal、水煮の場合は73kcalです。糖質は大体15.2gです。

他の芋類、特にさつまいも100gに対して131kcalと較べると、意外にカロリーが低いのですね。

1個のカロリーや糖質

中くらいの1個は大体119gで81kcal、大きめの1個ですと176gで120kcalです。皮の重さも含まれますので、厳密にはそれより10gずつ減らしたのが可食部分となります。

大きめをまる一個食べても、糖質は20gにいかない位なので、糖質制限食に取り入れても悪くはない芋類です。余談ですが、食物繊維も含まれていますので、お腹のお掃除効果も期待できますよ。

じゃがいもの賞味期限は?

常温保存の場合

真夏以外は常温保存でもOK、大体1ヶ月程度保存できます。冬場の常温保存の場合はなんと数ヶ月持ちます。

冷蔵保存の場合

冷蔵の場合は1週間程度です、ただし冷蔵庫にいれるとシワシワになりやすいので、早めに食べてしまいましょう。

冷凍した場合

冷凍した場合は、1~2ヶ月持ちます。食感が悪くなるのであまりお勧めしません。

切ったじゃがいもの賞味期限

切ったじゃがいもの賞味期限は、調理前なら1週間ほど持ちますが、美味しく食べる事を目標とするなら、1~2日以内に食べたほうが良いです。

ゆでたじゃがいもの賞味期限

ゆでたじゃがいもは、もう少し長持ちで4日間ほど。こちらも、1~2日以内に食べたほうが美味しいです。

じゃがいもは保存食ではありますが、状態が良くなければ、品質の保証期間は当然減ってきますので、保存方法に気をつけましょう。

芽が出たじゃがいもの扱い方

じゃがいもの芽が出てしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。

よく、じゃがいもの芽は毒だから食べたら駄目と言いますね。どの位毒かというと、どういう状態のじゃがいもから生えてきた芽かで、毒性の強さも異なるようです。

普通の色合いのじゃがいもから出た芽は、勿論食べないほうが良いものの、それほど危険ではないのですが、緑色に変色したじゃがいもから出た芽は猛毒です。

この毒、ソラニンとチャコニンは、神経に作用し、大量に食べた場合は昏睡状態に陥り、最悪の場合は死に至るという恐ろしいものです。

じゃがいもの芽は、緑色になってしまったじゃがいもの芽は勿論、普通の色合いのじゃがいもから生えているものも、丁寧に取り除きましょう。根元まで完全に取り除くのが安全です。

市場では、出回っている数は少ないですが、「芽止め処理」をされたじゃがいもがあります。この芽止め処理、放射線をじゃがいもに当てて、発芽を抑えるというもの。

放射線というと放射能と混同してしまい、身体に害悪があるのではないかと心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は放射線と放射能は別のものです、芽止め処理については政府で認可されているものなので、あまり危険視する必要はないです。

芽止め処理をされているじゃがいもは数があまり多くありませんし、必ず品物に表記があります。

それでも心配な方は、芽止め処理をされていないじゃがいもを選ぶようにしましょう。

じゃがいもの保存方法について

じゃがいもの保存には、湿気が少なく、涼しいところが適しています。

冷蔵庫でも良いですが、冷蔵庫で保存する場合は、乾燥してしまう場合があるので、1~4個ずつ位を新聞紙にくるんで野菜室で保存しましょう。

じゃがいもは、とても光に敏感で、台所などの電気の光とかでも光合成をしてしまいます。

光合成をすると表面は緑色になり、緑色のじゃがいもは皮を厚めに剥く必要があるため、可食部分が減ってしまいます。

なので、乾燥を防ぎ、光を防ぐという意味でも、冷暗所で保存する場合も冷蔵庫で保存する場合も、新聞紙や黒っぽい袋などでくるむという方法が一番です。

じゃがいもの長期保存には、りんごと一緒に保存するという方法があります。

りんごがそれほど安いものではないですが、長期保存できて、しかも芽が出にくい状態にするためには、りんごから放出されるエチレンガスがとても有効です。

安いりんごで香りの強いものを、冷蔵庫の一番奥に入れ、その隣にじゃがいもを保存する事で、より長期に安全にじゃがいもを保存する事が出来ます。

まとめ

じゃがいもの保存、結構奥が深いものだったんですね。

芽も、思っていたよりずっと危険なものだったので、今後調理する時によく注意して慎重に取り扱いましょう。

 

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