チーズケーキはお好きですか?
チーズケーキと一口に言っても、種類によって作り方も味わいも違います。なので、このタイプは好きだけど、このタイプは好きじゃない、なんて場合もありますよね。
作り方が違うと、カロリーも当然違ってきます。
- 違う種類のチーズケーキ、ダイエット中はどれを食べればいいの?
- 作るとしたらどれが簡単?
- どれが一番日持ちするの?
そんな、チーズケーキにまつわるいくつかの疑問について調べてみました。
チーズケーキの種類とそれぞれのカロリーについて
日本で一般的に食べられるチーズケーキは、大きく分けると、スフレタイプとレアタイプとベイクドタイプの3種類です。
その3種類について、気になるカロリーと、簡単な特徴をご紹介します。
スフレチーズケーキ
カロリー:100gは264kcal
一般的な一切れ分を95.4gとすると252kcal
スフレチーズケーキの特徴は、湯煎でふんわりと焼き上げたタイプのチーズケーキで、仕上げ方が他の2種類に較べてコツが要るため、上級者向けとも言われています。
このスフレチーズケーキ、実は日本独特のもので、外国ではあまり作られていません。
外国で売られている場合は「japanese style cheesecake」と称されている事がほとんどだそうです。
レアチーズケーキ
カロリー:100gは377kcal
一般的な一切れ分を95.4gとすると348kcal
レアチーズケーキの特徴は、火を通さず、クリームチーズなどに生クリームを混ぜ合わせたものを冷やして固めます。
ゼラチンや寒天を使って凝固させたり、レモンの酸を利用してチーズのたんぱく質を凝固させたりする方法などがあります。レモンがお好きな方には、一番最後の方法で凝固させるのがお薦めです。
ベイクドチーズケーキ
カロリー:100gは358kcal
一般的な一切れ分を95.4gとすると315kcal
ベイクドチーズケーキの特徴は、クリームチーズ・カッテージチーズ・マスカルポーネ・リコッタチーズなどの塩分少なめのチーズと、砂糖・卵黄・コーンスターチや小麦粉をすり混ぜた生地を流し入れ、オーブンできつね色になるまで焼きます、チーズケーキの代表格です。
チーズケーキと単純に表記される場合は、このベイクドチーズケーキを指すのが一般的です。ニューヨークチーズケーキと称されるのもこのベイクドチーズケーキです。
チーズ部分は勿論ですが、生地の部分もサクサクして美味しいのが特徴です。
こうしてみると、レアチーズタイプが一番カロリーが高く、他の2種類に較べてスフレタイプが低カロリーでダイエット向きだという事がわかります。
ただ、他の2種類についても、生クリームを使わないようにしたり、ヨーグルトと混ぜるなど工夫をすれば、ご紹介したカロリーよりも低カロリーに仕上げる事が出来ます。
スフレタイプは作り方が難しいと書きましたが、炊飯器を使ったレシピも、ネットなどで紹介されています。
ダイエット中だけどチーズケーキ食べたい、という方は、自分で工夫して作ってみるのが一番良いかもしれません。
チーズケーキの保存方法と賞味期限
チーズケーキの保存方法と賞味期限の目安ですが、これも3種類で異なってきます。
- スフレタイプ:冷蔵保存で1週間程度
- レアタイプ:冷蔵保存で2~3日程度
- ベイクドタイプ:冷蔵保存で1週間程度
ベイクドタイプは焼いてあるから常温保存で良いのでは?と思いがちですが、どのチーズケーキも乳製品なので、冷蔵保存が鉄則です。
出先などですぐに冷蔵庫に入れられないなどの事情がある場合は、保冷剤をなるべく沢山入れて品質を保存できるようにしたほうが良いでしょう。
どのタイプについても、冷蔵保存する場合は、密閉容器に入れ、冷蔵庫の臭いが映らないようにするのが、美味しさと品質を保つコツです。
また、大量に買ってしまって食べきれなかった、すぐには食べられない、などの事情がある場合は、冷凍保存も出来ます。
冷凍保存する場合は、どのタイプのチーズケーキでも、一切れずつ、ホールの場合は一切れサイズにカットした後、ラップに包んでタッパーまたはフリーザーパックに入れるなどして空気を抜き、出来ればアルミホイルまたは金属製のトレーにのせて急速冷凍出来るようにしましょう。
食べる時には、食べる3時間ほど前に冷蔵庫に移すか、電子レンジで半解凍程度に解凍する、などの方法が良いです。
最後に
3種類の代表的なチーズケーキについてご紹介しましたが、最近はスティックタイプのチーズケーキがコンビニで簡単に入手でき、美味しいと評判です。
また、チーズタルトというものもあり、スフレタイプのチーズケーキのように、日本独自のタイプが発明されたり、他の国の新しいタイプのチーズケーキが日本にやってくる事もあるかも知れません。
ダイエット中のおやつには決して向かないと言われているスイーツではありますが、チーズケーキの特徴の項でも書きましたように、
- 生クリームを使わないようにする
- チーズ部分にヨーグルトを混ぜる
のほか、台になる部分のクッキー生地を別の低カロリーなもので代用する、など、自作で工夫すれば、カロリーを減らして、安心して食べる事も出来ます。
レアチーズ以外の2種類は炊飯器で簡単に作れるレシピも多数ネットなどで公開されていますので、よろしければお試し下さい。
チーズは確かに高カロリーですが、乳製品は身体にはとても良いものですので、ダイエット中でも、低カロリーなものを自作しなくても、たまになら食べるのも良いのではないでしょうか。