ソースと言うと、日本では、一口には言えない位、色々な種類のソースがあります。
その中でも特に人気なのは、やはりウスターソースではないでしょうか。そんなウスターソースのいろいろに、今回は迫ってみます。
ウスターソースとは?
ウスターソースは、野菜、果実などのジュースやピューレなどに、食塩、砂糖、酢、香辛料を加えて作られた調味料です。
19世紀、英国のウスターシャー州ウスターの主婦が、食材の余りを調味料とともに入れて保存したままにしていたら出来た、というのが始まりとされています。
なので、ウスターシャソースとも言われますが、日本での一般的な呼び方はウスターソースです。
日本では中濃タイプ、濃厚タイプのソースもウスターソース類として扱われていますが、特にウスターソースと記載されている場合は、その中でも粘度と濃度の低めのさらっとしたソースを指す事がほとんどです。
ウスターソースとオイスターソースとの違いは?
ウスターソースはどんなご家庭にも1本常備してそうなイメージがありますが、オイスターソースはそうでもないかも。
なので、ウスターソースは知っているけど、オイスターソースは知らないという方がいても不思議ではないですね。
名前は似ているのですが、この2つは、味も、原料も、使い方も大きく違います。
原料の違い
ウスターソースの原料が野菜や果実であるのに対し、オイスターソースは牡蠣を原料にしています。
用途の違い
用途では、ウスターソースは洋食系、オイスターソースは中華系に良く使われているという感じです。
例えばやきそばを作った時、同じように作って最後にソースを入れた場合、ウスターソースを入れると普通のソース焼きそばになりますし、オイスターソースを入れると上海風焼きそばになります。
共通点は、どちらもとても美味しい、という事ですね♪
オイスターソースはいつもの料理の風味付けにする食材としてとても優秀です。
普段の何でもない野菜炒めにちょっとかけるだけでいきなり高級品の味わいになるので、是非お試しください。
因みに、ウスターソースと中濃ソースととんかつソースの違いは、濃度で決まります。
全てウスターソースからの派生ではありますが、その派生もかなり広がっており、ポピュラーな中濃ソース、とんかつソースのほか、お好みソース、やきそばソース、たこ焼きソース、どろソースなどなど、特に関西方面だと、ソースの種類はその用途=どの料理に使うか、で、細かくこだわられ、分かれているという傾向があります。
ウスターソースの使い方について
ウスターソースの使い方ですが、ただとんかつやコロッケにかけたり、やきそばの調味料に使ったり、というだけでは勿体ないです。
カレーの隠し味に使うのはごく一般的かと思いますが、他にも、ハンバーグのデミグラスソースにコクを与えたり、ミートソースの味を深くしたり、と、ウスターソースの酸味と辛味を活かした使い方がいっぱいあります。
特にトマト系に仕上げたいパスタと相性が良いので、色々試してみて下さい。
ないとき代用できるものは?
使いたいけどストックを切らしていた!なんて事もよくあります。
そんな時、代用で使うものとしては、ケチャップ7、醤油2、胡椒などのスパイス1という配分で作ったソースが代用になります。
他に別の種類のソースがあった時は更に簡単で、
とんかつソースを使う場合:とんかつソース7、酢2、醤油1
お好みソースを使う場合:お好みソース7、醤油2、胡椒などのスパイス1
という感じの配分で自作してみましょう。
おすすめウスターソース
国内産有機野菜を使用し、保存料や化学調味料を使用せず、スパイスにもこだわり抜いて作り上げられています。
一度味わうとやみつきになってしまいます。様々な料理のさいごの一振りとしてもご利用いただけます。
健康面を意識する方におすすめの商品です。
あとがき
色々調べていくと、ウスターソースはちょっと安っぽく感じて苦手、なんて言う意見もありました。
そういう場合は、他の調味料、例えばケチャップとか別の種類のソースとか香辛料とかを足してみるとぐっと高級感が出ますのでお薦めですよ。