ジムで体を鍛える人にとっては定番ですが、そういう習慣のない人にとっては、プロテインって言われてもピンと来ないかもしれません。
でも、シェイプアップに取り入れると、ただ運動するよりも高い効果を得る事が出来ます。
今回は、プロテインを飲んで効率よく体を作る方法など、プロテインのいろいろな情報をお届けします。
プロテインって何?どんな効果があるの?
プロテインは、英語でたんぱく質を意味します。また、たんぱく質を主成分とする健康食品の呼称でもあります。
主に、運動をする人が運動をした時に消耗する筋肉を補修する際、効率よくたんぱく質などを体に取り入れるために開発されたものです。
特に、アスリートやボディビルダーは一般の人よりも遥かに筋肉を使うため、プロテインの摂取が必然になっている事が多いです。
また、必須アミノ酸などを配合しているため、足りない栄養素を補足するために用いられる場合もあります。
プロテインの種類について
プロテインと一口に言っても、様々な種類があります。
主なものは、
- ホエイプロテイン:牛乳由来のたんぱく質が原料、消化が早い
- ガゼインプロテイン:牛乳由来のたんぱく質が原料、消化は遅めで高価
- ソイプロテイン:大豆由来のたんぱく質が原料、消化は遅め
- エッグプロテイン:鶏卵由来のたんぱく質が原料、高価
- ビーフプロテイン:牛由来のたんぱく質が原料、高価
- ピープロテイン:えんどう豆などの天然酵素が原料、高価
- ライスプロテイン:玄米などの天然酵素が原料、高価
この中では、「ホエイプロテイン」「ガゼインプロテイン」「ソイプロテイン」が一般的によく使われています。
プロテインを飲むとおならが良く出るのはなぜ?
プロテイン常用者のあるあるの一つに、「おならが良く出る。しかも臭い」というものがあります。
おならが臭くなる要因は、体調不良や腸内環境の悪化などが考えられますが、プロテインを飲み始めてから臭くなった、という場合は、たんぱく質の摂取が過多になっている、という事が考えられます。
アスリートやボディビルダーですとそれだけでは摂取が足りなくなるので、プロテインで補う場合が多いのです。
また、一度に吸収できるたんぱく質は約30gなので、分けて摂取する必要があります。
1日の適量内に抑えつつ、1度に摂るたんぱく質の量を抑える事で、おならやその臭いはかなり抑える事が出来ますが、更に、摂取するプロテインを植物由来の原料のものに変えると、更に効果が上がります。
補足として、腸内環境を整えるサプリメント(ビフィズス菌サプリなど)をプロテインと一緒に摂取すれば、少なくともおならの臭いで悩まされる事はなくなりますよ。
プロテインの正しい飲み方
運動後30分以内にはベスト
プロテインは、運動の後に、消耗した筋肉を補修するために飲むのが適切です。
運動後30分以内は回復のゴールデンタイムです、この時間帯は傷ついた筋組織を修復するため、栄養素を必要になり、プロテインを補給することで、傷ついた筋組織をより速く回復させることや、より強くすることを期待できます。
健康を維持するためには食事前後や就寝前をおすすめ
バランスよく食事をしているつもりですが、不足しがちなのがタンパク質です。食事前後にプロテインを飲むことでタンパク質を補うことができます。
また就寝前にプロテインを飲むことも、とても効果が高いそうです。
睡眠中には成長ホルモンが分泌され、この疲れが取れるという成長ホルモンはタンパク質から作られているので、就寝前にプロテインを飲むことで、より効果的です。
そして、前述した通り、1度に吸収できるたんぱく質の量が約30gという事で、それを超えない量を分けて摂取するようにしましょう。
また、プロテインの種類によって飲むタイミングを変える事も、プロテインでより効果を上げるために必要です。
運動の直後、すぐに筋肉を補修したい場合なら「消化が早いホエイプロテイン」を、寝る前に飲むなら「消化が遅いソイプロテイン」を飲むのをお薦めします。
摂取方法としては、水で溶いて飲むか牛乳で溶いて飲むか、どちらでもお好みの方法で大丈夫です。
摂取カロリーを抑えたいのなら水で溶いたものを飲みましょう。
まとめ
プロテインは健康食品ですが、シェイプアップには向いていますがダイエット向きとは言えない面もあります。
痩せたいと言って普段の食事に足してプロテインを摂ると、それだけたんぱく質を余計に摂取する事になり、逆に太ってしまう場合があるからです。
プロテインを使って痩せたいなら、運動をした後飲んで運動の効果を上げるか、1食だけたんぱく質の食材と置き換える程度にしておきましょう。