就職活動をしていると、履歴書などの書類をA4サイズの封筒に入れて郵送する事って、ありますよね。
そんな時に、「A4サイズの封筒っていくらの切手を貼ればいいの?」って考えてしまいます。
料金が足りないと、届かない場合もあるし、多めに支払うのももったいないです。
そこで今回は、A4サイズの封筒を郵送するときの料金や速達便の料金などについてまとめました、ご参考になさってください。
A4サイズ(角2 )の封筒は定形外郵便、重さで料金が変わる
履歴書など、A4判の用紙を入れる封筒は、角型2号という規格の封筒です。
寸法は33.2cm×24cm(厚さはごくわずか)ですので、「定型外郵便物」に分類されます。
手紙や封筒などは第一種郵便物と呼ばれ、送る郵便物の規格によって定形郵便物と、定形外郵便物に分類されております、その郵便物の重さによって料金が決められるのです。
画像出典:郵便局
- 定形郵便物:長さ14~23.5cm、幅9~12cm、厚さ1cm以下,重量50g以内
- 定形外郵便物・規格内:長さ(14cm~34cm)、幅(9cm~25cm)、厚さ(3cmまで)、重さ1kgまで
- 定形外郵便物・規格外:長さ(14cm~60cm)、長さ、幅、厚さの合計(90cmまで)重さ4kgまで
今回の角型2号のサイズ長さ33.2cm、幅24cmですので、定形外郵便物・規格内ということになります。
定形外郵便物となると、「重さや規格によって料金が変わる郵便物」の扱いになります。
定型外郵便物の送料について
では定形外郵便物の料金表を見てみましょう。※2023年3月現在
定形外郵便物・規格内&規格外の料金表:
画像出典:郵便局
定形外郵便物は「重さや規格によって料金が変わる郵便物」、距離によって料金が変わるわけではありません。大阪から九州へ送っても、東京へ送っても料金が同じです。
通常の履歴書程度の書類なら、A4の封筒に入れる物が5枚程度の紙であれば、重さも50gを越さないと思います。120円分の切手を貼れば大丈夫です。
でも厚紙やクリアファイルを同封すると、50gを越える可能性があるので、ちょっと怪しいと思ったら、量ってみましょう。
速達で送る場合の送料は?
締切が明日までなので速達で送りたいという場合もありますね。速達というのは、一定のお金を払う事で、普通に送るよりも早く届けてもらえるサービスです。
もちろんその場合の送料は「通常料金」+「速達料金」になります。速達料金も郵便物の重量によって変わります。
画像出典:郵便局
例えば
重さ40gのA4封筒を速達で送ると
基本料金120円+速達(オプション)260円=380円になります。
郵便局に行かず(ポストに投函する形で)速達を依頼する場合には封筒にマークを付けないといけません。
マークかというと右上部に朱色の横線(横に長い郵便物にあっては、右側部に朱色の縦線)を引くというものです。
また「速達」の文字を入れてもOK!厳密に言えば朱色の線を引くのが決まりだそうです。
大量発送する場合は速達スタンプがあると便利です。
切手の料金が足りないとどうなるの?
もし貼った切手の料金が不足していたり、また切手が貼られていない、切手を貼り忘れてしまった郵便物はどうなるのでしょうか?
差出人(あなた)の住所・名前が書いてある場合、基本的に差出人の元へ「料金不足」ということで返送されてきます。この場合、不足分を追加して再度出す必要があります。
差出人の住所氏名を書き忘れていたり、差出側の集配郵便局が配達管内ではない場合、差出人へ返送することが難しいので、そのまま配達されてしまいます。
この場合、その不足分の料金を受取人に払ってもらうことになります。
受取人が料金を払いたくなければ、受け取るを拒否することもできます、受け取り拒否ということになれば、再度返送されます。
しかし差出人不明の場合は一定期間保管後廃棄することになるのです。
最後に
重要書類を郵送したいとき、郵便局の窓口に直接持ち込むことをおすすめします。
窓口であれば、その場で重さや大きさを確認して、必要料金を案内してくれるし、オプションで配達日時の指定や、配達記録を付けたりもできますので安心ですね。