おにぎりといえば日本人のソウルフード!と言っても過言ではありません。おにぎりが嫌い、という人はあまりいないのではないでしょうか。
最近では、海外でも販売されていて、サンドイッチなどより低カロリーという事でも大人気の様子。
日本では、コンビニおにぎりの具材の種類が話題になったりもします。めんたいマヨネーズのおにぎりとか、最初に出た時は驚きましたが、今は定番ですよね。
変わり種のおにぎりに人気が出る一方、シンプルな塩むすびがファンも多いです。みんな大好きなおにぎり、実はダイエットにも活用できるんです。
その方法について、おにぎりの気になるカロリーと共に、これからご紹介していきます。
おにぎりのカロリーについて
おにぎりのカロリーを、具なしと具材別に分けて調べてみました。
※おにぎり1個を120gとして計算しています。※具材の量は1個につき10gとして加算しています。(参考サイト:カロリーSlism)
具なし1個のカロリー
具なし1個のおにぎりのカロリーは:215kcal
具材別の1個のカロリー
- 梅干し:248kcal(調味梅干の場合はカロリーが上がり、311kcal)
- 高菜漬:217kcal
- 昆布:285kcal
- 鮭:238kcal
- すじこ:224kcal
- たらこ:229kcal(焼きたらこの場合はカロリーが上がり、303kcal)
- 明太子:228kcal
製法によってもカロリーが違ってきます。コンビニのおにぎりなどはカロリー表示があるのでそちらをご確認下さいね。
おにぎりの冷凍保存方法とコツ
実はおにぎりは冷凍保存できる食品です。冷凍して解凍したものもおいしく食べられます。
そんなおにぎりですが、美味しく食べるための冷凍保存方法と解凍方法についてご紹介していきます。
冷凍方法
1個ずつ丁寧にラップにくるみます。この時、具をシールに書いて貼っておく事をお薦めします。具は、梅干・おかか・昆布・鮭・高菜などが適しています。
マヨネーズ系は、解凍した時にべちゃっとしてしまったり、脂分が分離してしまったりで、せっかくのおにぎりが美味しくなってしまうので避けたほうが良いです。
解凍するコツ
電子レンジで解凍するのがベストです。自然解凍はNG。水気が飛んで美味しくなくなってしまいます。
また、おにぎりを解凍してそのまま食べるほかに、お湯をかけておにぎり茶漬けにしたり、醤油を塗ってトースターまたはレンジで焼いて焼きおにぎりにする、なんて方法もあります。どちらもとても美味しいですよ。
因みに海苔についてですが、解凍した時にべったりしてしまって、味のレベルを下げてしまいますので、冷凍する時は一緒に冷凍しないほうが良さそうです。海苔は別にして、解凍したおにぎりに巻くようにしましょう。
おにぎりダイエットとは?
おにぎりダイエットとは1日3食をおにぎりと味噌汁だけ食べるダイエット方法です。
ブックスダイエットというのが10年以上前に流行りましたが、当時は一日一食をおにぎり1個で我慢する、という方法だったと記憶していますが、今はかなり違うやり方のようです。
こちらでご紹介するのは、そのブックスダイエットとも違います。医師の監修しているヘルスケア大学というサイトで紹介しているおにぎりダイエットは、
- 原型の残っていない炭水化物を摂取しない
- 麺・パン・お餅などの炭水化物を食べずにおにぎり(ご飯)をメインで食事する
これによって体質改善をするのが目標です。太めから肥満タイプの方に適したダイエットです。3週間ほどの期間をめどに実行していきます。
おにぎりダイエットの効果的なやり方
- 白米2合分のおにぎりを1日3~4回に分けて食べる、朝1個、昼2個、夜1個を目安にすると良いです。
- おかずは野菜をメインにする、サラダで食べる場合は、油分が含まれるドレッシングは避け、ポン酢やノンオイルドレッシングを使いましょう。
- 肉・魚・糖質の多い果物・アルコールは禁止。
- おにぎりの具は、おかか・梅干し・昆布・ごま塩などの低カロリーなものを使用。
- お米以外の炭水化物(麺・パン・お餅・芋類など)は絶対に禁止。
- 味噌汁はOKだが、具は野菜のみにする。豚汁は避ける。
- 水分補給は水かお茶のみ。
おにぎりダイエットの注意点
- おにぎりダイエットは長期に行なうものではなく、3週間ほどを目安に実行する事。
- 期間中に不足する栄養分はサプリなどで補う。
- 体質改善をするために多くのエネルギーを使っているため、過度な運動は逆効果なので避ける。
- 実行期間が終わったら、少しずつ元の食生活に戻す。
などです。せっかく3週間頑張るのに、間違った方法で実行してしまったら台無しです。そんな悲しい事にならないように、最低限、こちらに挙げたポイントは抑えて実行するようにしましょう。
おにぎりダイエットの効果について
おにぎりダイエットで以下のような効果が得られます。
お腹のお掃除効果
炭水化物に含まれる水分が、お腹のお掃除を手伝ってくれます。しっかりよく噛んで食べるのがコツです。
冷たいご飯を食べる習慣がつく
冷たいご飯はダイエット効果がある、なんて聞いたことありませんか?
冷たいご飯は、温かい状態で食べるよりも小腸での吸収が抑えられ、その分血糖値の上昇が抑えられるという効果があります。
痩せやすい体質に改善
脂質や糖質をカットする事によって、痩せやすい体質に改善する事ができます。
ご飯はお腹もちが良いので、他の置き換えダイエットなどに較べると精神的な辛さが軽減されるのも良いですね。
糖質制限ダイエットをした時、炭水化物を減らす事によって体臭がきつくなった、なんて話も聞きますが、おにぎりダイエットに関してはそれがないので、体臭を気にする事がないのもありがたいです。
まとめ
おにぎりのカロリーや冷凍方法、さらにおにぎりのダイエット方法もお届けました、いかがでしたか?
おにぎりのいろいろに思いをはせつつ、ダイエットを楽しむのも良いのではないでしょうか。