昨日食べたおかずの中にししとうが入っていました、火を噴くほど辛かった!私は辛いものが好きで、よく辛いものを食べましたが、それでもその辛さは、私の想像をはるかに超えてました。
そんなししとうについていろいろと調べてみました。
ししとう(獅子唐)とは?
ししとう(獅子唐)はししとうがらしとも呼ばれていますが、甘とうがらしの一種です。
ピーマンもパプリカもトウガラシですが、ものすごく辛いものからそうでもないものまであって、ししとうやピーマン、パプリカなどは「甘トウガラシ」、タカノツメなどは「辛トウガラシ」といいます。
ししとうは漢字で書いたら「獅子唐」になります。それはでこぼことした起伏のある形が獅子の頭の形に似ているから名付けられたそうです。
普通はあまり辛くないですが、時にはのどを焼き尽くすほど辛いです。これは育つ環境によって、乾燥など強いストレスの中で育つと辛くなるようです。
ししとう(獅子唐)の栄養と効果・効能!
ビタミンCが豊富
ししとうにはビタミンCがたっぷり!100
ビタミンCは免疫機能を高めて、疲労を回復させ、細胞の老化を防止する効果があるので、夏バテ対策にはピッタリの食材です。
脂肪燃焼を促進するカプサイシン
ししとうは唐辛子と同様に、カプサイシンを多く含みます。
カプサイシンは新陳代謝を促進や脂肪燃焼の促進効果があるので、ダイエットに向いているのですね。
カロチンも豊富
ししとうにはカロチンも豊富で、活性酸素の作用を抑える働きがあるので、細胞の老化を防ぎ、美肌効果が期待できます。
自然の降圧薬カリウム
ししとうにはカリウムも豊富に含まれています。カリウムは、塩分バランスの調整・利尿作用があり、むくみや高血圧に有効です。自然の降圧薬とも呼ばれています。
便秘に効く食物繊維
ししとうは食物繊維が豊富な野菜です、食物繊維は便秘解消の効果があると言われています。
そのほかにもシシトウには、カルシウムの吸収を助けて骨を丈夫にするビタミンK、糖質や脂質の代謝に働きかけてくれるナイアシン、さらに毛細血管を丈夫にしてくれるビタミンPなど、数多くの栄養素が含まれています。
ししとう(獅子唐)の栄養って本当にたっぷりですね。
ししとうの旬はいつ?
ししとうの旬は6~8月。
ハウス栽培も多く行われているので、一年中出回っています。もっともおいしいのは太陽をいっぱいに浴びた夏ですね。生産量が最も多いのは高知県で、全国の約50%以上を占めているようです。
ししとうの保存方法
冷蔵庫に保存
ししとうをポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室または冷暗所に保存して、約1週間保存できます。
ししとうは暖かい環境で育った野菜なので、保存する場合はできるだけ冷気が直接あたらない場所に置きましょう。乾燥を防ぐためにポリ袋に入れておくと良いです。
冷凍庫で保存
長期間保存したい場合は冷凍します。
ししとうを軽く洗って乾かし、ヘタを取ります。冷凍用ビニール袋(ジップロック等)に入れて冷凍します。使うときは冷凍したまま調理します。切ってもいいですし、そのままでも大丈夫です。
最後に
スーパーなどで、美味しいシシトウを選ぶときのポイントは、なるべく緑色が濃くて、見た目にツヤとハリがあって、カタチは細く小さめのモノはベストです。
ししとうはこんなに栄養豊富で、食べやすい食材ですから、積極的に食べましょう。