もやしって、ちょっと何か足したい時に、金額が安いからということで手に取ることが多いですよね。今では韓国料理もおなじみになって、料理のバリエーションも増えてきました。
しかし気になるのは、もやしのカロリーは低そうだけど、栄養があるのか?また、傷むのが早いということです。
今回は、もやしの種類、カロリー、栄養、賞味期限についてお伝えしたいと思います。
もやし一袋のカロリーはどれぐらい?栄養は?
もやしのカロリー
それでは、一番出回っている緑豆もやしのカロリーについて、伝えます。
緑豆もやしのカロリーは:14kcal/100g
1袋(243g)の場合:34kcal/1袋
もやしの栄養
もやしの95%が水分なので、1本のもやしではなく1袋(243g)で、他の食品と比べてみます。
代表的な栄養素の他の食品との比較してみました:
- ビタミンCは、もやし1袋とキャベツの葉っぱ1枚(50gくらい)が同じくらいです。
- 食物繊維は、もやし1袋と納豆1パックが同じくらいです。
どちらも目安なので、ピタっと数値が合うわけではありませんので、イメージでお考えくださいね。ちなみに、1日に必要なビタミンC、食物繊維の量の1/6くらいです。
もやしの成分は他にも、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ミネラル類が含まれています。
どれも微量ですが、もやしも意外といろんな栄養が含まれているですよ。
もやしの種類について
普段、何気なく食べている「もやし」には、実はたくさんの種類があるのをご存知ですか?
ここでは、緑豆(りょくとう)もやし、ブラックマッペ、大豆もやし、小粒大豆もやし、発芽大豆もやし、ピーナッツもやし、アルファルファ、そばもやしについて、それぞれの特徴を紹介しておきます。
緑豆もやし
緑豆もやしは、現在、もっとも生産量が多いです。太めで、みずみずしい食感が特徴です。
ブラックマッペ
豆のところは緑豆もやしよりも固く、細長い印象のもやしです。豆の品種は、煮豆で食べる黒豆よりも小豆(あずき)に近い品種なんだそうです。
大豆もやし
大豆もやしは、豆が黄色くて、しっかりとした食感で、豆のところもおいしいのが特徴。
小粒大豆もやし
小粒大豆もやしは、納豆にも使われる小粒の大豆で作ったもやしです。
発芽大豆もやし
枝豆のようなナッツのような感じの発芽したての状態のもやしです。食感は、コリコリしています。
ピーナッツもやし
ピーナッツもやしは、生ピーナッツを発芽させたもやしです。天ぷらにするとおいしいと評判です。
アルファルファもやし
日本名は「紫うまごやし」で、別名「糸もやし」とも呼ばれます。栄養が豊富で、普通のもやしの約20倍!
そばもやし
原料種子は蕎麦、ルチンが大量に含まれているもやしです。昔から料理の材料として、地方によっては薬効的な風習もあったようです。
これら以外にも、品種改良したもの、地域独特のもの、商品開発されたものなどがたくさんあります。
もやしの賞味期限っていつ?切れても食べられる?
冷蔵保存の場合
冷蔵保存の場合で、もやしの賞味期限は大体1週間。
ただし、条件が2つあります。水を入れたタッパーなどに、もやしを水に浸かるようにして冷蔵保存すること。毎日水を入れ替えること。これで、およそ1週間ということです。
冷凍保存の場合
もやしを冷凍保存の場合で、試した方によると、2ヶ月まで大丈夫ということでした。
無理に食べない方がいい状態
もやしの賞味期限が切れた場合、その状態によって食べられるかどうかを判断する、
食べない方がいい状態:
- 酸っぱい臭いがする。
- 黒や茶色に変色している。
- 茎がやわらかくなっている。
- 溶けたようになっている。
いくら節約でも、こんなになれば食べない方が無難です。
まとめ
もやしのカロリーは低いですが、栄養が意外に豊富ですね、しかしとても傷みやすいので、新鮮なうちに早めに食べましょう。