どくだみ茶を飲んだことがありますか? 独特な風味があって、さっぱりして、ノンカフェインで妊婦さんやお子さんでも安心して飲むことが出来ます。
「十薬」という生薬名があるほど健康効果が高いので、日常的に飲むことで、病気から守ってくれる秀逸なお茶なんです。
今回は、どくだみ茶の効果効能やおすすめのどくだみ茶についてご紹介します。
どくだみ茶とは?どんな味?含まれる成分は?
どくだみ茶とは?
どくだみ茶とはどくだみという薬効成分の強い植物で作ったお茶です。
どくだみは、ドクダミ科ドクダミ属の多年草で、6月から7月の梅雨の時期に白い花を咲かせ、あちこちに生えています、生命力が強く地下深くまで根が伸びるのが特徴です。
花から独特な強い匂いを放ち、古くから生薬としても活用され、十薬(じゅうやく)という生薬名が付くほど、薬草として有名です。
ベトナムでは魚料理の付け合せの香草として生のまま食べることがありますが、食用よりも「ドクダミ茶」に加工してお茶として利用するのが一般的です。
どくだみ茶の味
どくだみの独特な香りのせいか、苦いイメージを持っている方が多いですが、産地や製法によって、味が違っています。
美味しいどくだみ茶は、独特なクセのある香りとほんのりとした甘みのある味です。あっさりしているので飲みやすいお茶です。
どくだみ茶には、カフェインが一切含まれておりません、子供や妊婦でも安心して飲用することができます。
どくだみ茶の成分
どくだみ茶には、多くの成分が含まれていますが、その中でも多く含まれているものは以下の4つです。
- クエルシトリン:どくだみの主成分です。利尿、緩下作用や降圧、抗動脈硬化作用などの効果がある
- デカノイルアセトアルデヒド:どくだみの独特のニオイの元となっている成分、強力な殺菌作用をもつ
- クロロフィル:ミドリムシにも含まれている成分、消臭・殺菌効果や美顔効果、デトックス効果がある
- カリウム:細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりするのに重要な役割を果たす
どくだみ茶の効果効能は?
どくだみの名称の由来は、毒を抑えるという意味の「毒矯み(どくだみ)」からきたそうです、
また十薬と呼ばれる程、体に良い成分がたくさん含まれているため、健康にとても良い効果をもたらしてくれます。
具体的には
- 利尿作用や水分代謝助けてくれる
- 便秘解消、腸内をきれいにしてくれる
- 美肌効果、肌のたるみも予防する
- 糖化やAGEsの蓄積を防ぐ
- 血液をきれいにしてくれる
- 高血圧の予防、毛細血管を丈夫にする効果
- 殺菌作用、抗菌作用によりニキビを予防してくれる
どくだみ茶の副作用や1日の摂取量
どくだみ茶の副作用
どくだみ茶の適量を守って普通に飲んでいればほどんど心配することはありませんが、まれにどくだみ茶が体質的に合わない人もいるので、要注意です。
どくだみ茶は便秘解消効果があるので、お腹がもともと緩い方が大量に飲むと下痢をする可能性があるので、注意が必要です。
またどくだみ茶にはカリウムが含まれています。腎機能が低下しがちな高齢者や腎機能疾患の方は体内のカリウムがきちんと排出されず、血液中に残ってしまい「高カリウム血症」になることがあります。
最悪の場合は命の危険にもさらされます。心配な方は医師に相談してから飲みましょう。
1日の摂取量
どくだみ茶の一日の摂取量は1リットル~2リットル程度と言われています。
しかし、人間は1日に2.5Lの水分補給が必要と言われています。これは飲む水だけでなく食事から摂取する代謝水というものも含んだ量です。
どくだみ茶だけで水分補給を行なうならば、一日1リットルから2リットル程度は大丈夫だと思いますが、初めは1日コップ1杯から2杯程度を目安に飲むのが良いと思います。
毎日継続して飲むことが大切なので、1日にたくさん飲むより、1〜2杯程度で飲み続けて効果が得られると思います。
おすすめの100%国産のどくだみ茶
どくだみ茶で使用される茶葉は、国産のものと外国産のものがあります。しかし国産と表示されていても、原料は外国産のものを使用している場合があります。
これは楽天ランキング1位!不動の人気を誇るがばい農園の100%国産のどくだみ茶です。
原料のどくだみは日本国内で無農薬栽培されており、品質管理も徹底的にされて、とても安心の商品。
どくだみ茶独特のクセもなく、子供でも飲みやすいスッキリとした味わいです、美味しくて、安心のどくだみ茶を飲みたいという方々から高い支持を得られています。
最後に
どくだみ茶は健康や美容にとても役に立ってくれるお茶です。毎日飲むことで、体質の改善、健康維持などが期待できます。
飲みすぎに注意しながら、健康や美肌のためにも、是非毎日の生活に取り入れましょう。