「私の何がイケないの?」のざわちんさんや、「林先生の今でしょ講座」でエゴマ油を紹介されましたね。
肌をキレイにしたり、ガンや認知症の予防など健康に良いということで注目されています。しかし間違った摂り方をしていると、効果が薄れてしまいます。
ここではエゴマ油の味や効果効能、効果的な摂取方法についてご紹介したいと思います。ぜひご参考になさってください。
えごま油とは?どんな味?カロリーは?
えごま油とは?
えごま油はシソ科植物のえごまの種子から抽出される油です。
エゴマ(荏胡麻)は、青しそによく似たシソ科の一年草。中国、韓国を原産地とし、古くから食用だけでなく、医療や美容にも利用されてきたようです。
エゴマ(荏胡麻)出典:wikipedia
地域によってはエゴマ油のことを「しそ油」と呼ぶところもあります。
エゴマ油にはたくさんの栄養分が含まれていますが。その中で最も注目すべき成分は「α-リノレン酸」です。
α-リノレン酸は、脂肪酸のひとつです、青魚に多く含まれるDHAやEPAと同じ仲間。美肌効果や認知症の予防、うつ病の改善にも効果があるといわれています。
えごま油の味
えごま油はしそ科の植物の種子から抽出されたので、シソ科独特の青みがかった香りがします。
少しクセがありますが、サラダにかけた場合、ほとんど気にならないようなレベルです。
えごま油のカロリーや1日の摂取量の目安
えごま油のカロリーは
- 100gあたりのカロリーは920kcal
- 大さじ1杯(12g)のカロリーは111kcal
- 小さじ1杯(4g)のカロリーは37kcal
となります、高カロリーなので、取りすぎに注意!
成人で1日α-リノレン酸の摂取量の目安は1.6~2.0gと言われています。えごま油小さじ1杯の程度です。
エゴマ油の効果、効能は?
エゴマ油にはほぼ60%がα-リノレン酸なので、このα-リノレン酸には下記のような効果が期待できます。
- 美肌効果
- 血流改善
- 動脈硬化の予防
- 認知症予防
- うつ病の予防と改善
- アレルギー症状の緩和
- アンチエイジング
- 視力回復
となります、ただの油に、こんな効果があるんですね。
エゴマ油の効果的な摂取方法
こんなに効果があるのですが、摂取方法が間違ったら、効果が薄れてしまいます。
一般的に、植物油は加熱用途に用いられることが多いですが、残念ながら、えごま油の主成分であるαリノレン酸は熱に弱いんです。
加熱をしてしまうと短時間で酸化が急激に進行してしまいますので、炒め油に使ったら意味がありません。
サラダ、卵かけごはん、冷やしうどん、冷たい蕎麦、などに加熱せずかけて食べるのが理想的。またオリジナルのドレッシングを作ってみてもよいです。
保存は、常温で1日の摂取量は小さじ1ぐらいで良いと思います。
コストコのエゴマ油はどこよりも安い
スーパーや通販で売っているエゴマ油の値段が結構高いですね。
これは楽天の国産エゴマ油、100gあたり2,160円。
コストコで売っているエゴマ油は278gで988円です。100gあたりなんと355円!
コストコで売っているエゴマ油のメーカーは「CJ」です。CJジャパンはコストコでもお馴染みのプルコギのタレやザクロ酢ミチョ等を取り扱ってるメーカーさんですね。
「CJ」のエゴマ油は韓国で生産され、低温で焙煎し、健康を考えた香り豊かなエゴマ油です。韓国No.1えごま油と言われています。
エゴマ本来のマイルドで香ばしい風味で、α-リノレン酸を一番多く含んでいます。多彩な料理に手軽に使用できますよ。
知らないメーカーのエゴマ油を買うなら、コストコのCJのエゴマ油を買うべきだと思いますね。
最後に
エゴマ油に含まれるαリノレン酸は熱に弱いことをご理解いただけましたか?炒め油に使ったら意味がありません。サラダにかけたり、そのまま飲むことで効果が得られます。
1日の摂取目安量は小さじ1で、毎日続けることが大事ですよ。