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真鍮とは?成分は何?錆びた真鍮アクセサリーのお手入れ方法とは?

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真鍮アクセサリーって、やわらかく上品な輝きが魅力的ですね。近年おしゃれな女性たちに人気を集めています。

真鍮ってどんな素材?成分は?

錆びた真鍮アクセサリーの輝きを取り戻す方法ってあるの?

等々よくわからない方がいるかと思います。

そこで今回は、真鍮についての知識や、お手入れ方法などをお伝えしたいと思います。

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真鍮とは?成分は何?

真鍮とは?

真鍮(しんちゅう)とは、銅と亜鉛の合金です、特に亜鉛が20%以上のものをいいます。

黄銅(こうどう、おうどう)やブラスなど呼ばれることもあります。私達の一番身近にある真鍮製のものといえば「5円玉」ですね。

真鍮は腐食しにくく加工もしやすいため、昔から建築資材や機械器具、家具、仏具、工芸品などに広く用いられてきました。

真鍮の成分

真鍮の成分は銅Cu亜鉛Zn の合金で、さらに特性を向上させるため、添加元素も加えています。

真鍮は亜鉛Znの添加量によって、特性が大きく変わります。

例えば:

  • 丹銅:亜鉛量が4%~22%のもの
  • 七三黄銅:亜鉛量が28%~32%のもの
  • 65/35黄銅(セパ):亜鉛量が32%~37%のもの
  • コーペル:亜鉛量が40%のもの

この亜鉛の比率と添加元素は、電気伝導率、沸点、熱伝導率、耐食性、加工性などに影響しているようです。

亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、硬度を増します、逆に亜鉛の割合が少なくなるにつれて赤みを帯び、脆さも増します。

真鍮とメッキの違い

めっき(鍍)は、材料の表面に金属の薄膜を被覆するという「表面処理加工法」のことを指します。

画像出典:http://www.e-meiko.jp/

例えば、鉄は錆びやすいという特徴がありますね、素地のままではすぐにさびが出てきます。これらの現象を防ぐためにさびや変色に強い金属の薄い膜をかぶせることを「めっき」といいます。

つまり真鍮とメッキの違いは

  • 真鍮は「金属素材」です。
  • メッキは材料の表面に金属の薄膜をかぶせる「表面処理加工法」です。

よく、格好をつけていた人が本当の姿をさらしてしまうことを「メッキがはがれる」と言いますね。これは鉄などを覆っていたゴールドやシルバーがはがれ、本物の金や銀でなかったことがバレることに由来します。

真鍮は本物で、無垢な素材です。真鍮アクセサリーが人気の理由は、こんなところにありますね。

錆びた真鍮アクセサリーのお手入れ方法とは?

真鍮は使い込むことや時間の経過で錆びたり、変色してしまうという弱点があります。

特に真鍮アクセサリーなど身につけるものは、夏など汗や油脂などで変色してしまったり、放置して置いたモノを久しぶりに取り出したら真っ黒だったり…などがありますよね。

そんな時、変色してしまった真鍮アクセサリーの輝きを取り戻す方法をご紹介します。

金属磨きで磨く

市販の磨き布(クロス)に少量の研磨クリームをつけて磨きあげると輝きを取り戻せます。

チューブ入り金属磨き

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磨き布(クロス)

金属磨きはペースト(クリーム)タイプやクロス(布)タイプがあります。通販で買うことができます。

お酢に浸す

もっとお手軽に、そしてもっと簡単な方法もあります。これはお料理用のお酢に浸すだけです。

子供の頃に古くなった「5円玉」をお酢につけてピカピカになったという経験がありませんか?真鍮アクセサリーも同じくこの方法が使えます。

手順は錆びた真鍮のアクセサリーをポチャンとお酢に浸します。ピカピカになったら、しっかり水洗いして、乾いた布でしっかり水気を取ります。たったこれだけ!

ちなみにお酢の代わりにタバスコやレモン果汁でもピカピカになるのです。

また長時間浸せば、それだけピカピカになるという訳でもないので、ある程度浸してもそれ以上の変化が見られない場合は金属磨きを使った方が良いと思います。

最後に

真鍮は錆びたり、変色してしまうという弱点があります。そのためにメッキをかけたり、塗料の皮膜をつけるなど表面加工をしたアクセサリーもあります。

逆に経年変化によるアンティークのような風合いが可愛いと考え、メッキなどの一切の表面加工をしてない真鍮アクセサリーを愛用して人もいるようです。

また真鍮は金属アレルギーが起こりやすい素材だそうです、真鍮を使う前に、パッチテストを受けることをオススメします。

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