お腹を壊さないように!ということで腹巻をするのが一般的です。腹巻をした姿はダサく見えるので、嫌がる子供も少なくないですよね。
でも今は、その腹巻の新しい使い方として腹巻でダイエットができると注目されています。
今回は、腹巻ダイエットについてお伝えしていきます。
腹巻ダイエットとは?
腹巻ダイエットは、体温が低いと、痩せにくい体質になってしまうということから、お腹を温めることで、基礎代謝が上げ、脂肪をつきにくく、痩せやすい体質にするというダイエット方法です
この腹巻のダイエット法をおすすめしていらっしゃる先生がいます。その方は、イシハラクリニック副院長の石原新菜(いしはら にいな)先生です。テレビ番組に出演される時は、「温活ダイエット」と紹介していることもあります。
石原新菜先生の著書には
- 『腹巻美人ダイエット―おなかを温めて、きれいにやせる! 』
- 『1週間で体が変わる「温め美人」生活』
- 『たった一枚の「腹巻」が病気をなくす 』
などがあります。内容はどれも参考になるものばかりです。
腹巻をするだけでダイエットできる理由は?
腹巻ダイエットの狙いは低体温を解消して、痩せやすい体質にするところにあります。
現代ではエアコンの普及や不規則な生活、運動不足などによって、人間の体が冷えているそうです。特にお腹は、冷えやすい部分であると言われています。
お腹が冷えると、内臓も冷えていって、基礎代謝が下がり、太りやすくなってしまいます。
腹巻をすることで、腹部を温めることができ、血流を良くして、身体全体の体温を上げることができます。すると、脂肪を燃焼しやすい体質に変えていきます。
腹部を温めると血流が良くなるのは、腹部は血管が集まっている場所でもあり、腹部には腹部大動脈という血管があるためです。
また、腹部あたりにある、胃、腸、肝臓、腎臓などの臓器を温めることによって、基礎代謝を上げるという目的もあります。
一般的に、健康な人の平熱の範囲は36.5℃~37.1℃と言われています。
平熱が35.5℃になると、代謝機能が低下したり、排せつ機能が低下したり、自律神経が乱れたりしてしまうので、冷えは美容や健康、ダイエットの敵ですね。
腹巻ダイエットの効果的なやり方
腹巻ダイエット法を推奨する石原新菜先生は、24時間365日、腹巻を着用することをすすめていらっしゃいます。同時に、体を温める「蒸しショウガ」もおすすめしています。
生の生姜には「ジンゲロール」という成分が含まれています。その「ジンゲロール」は、加熱したり乾燥させることで「ショウガオール」に変化します。
この「ショウガオール」という成分が強い殺菌作用、免疫力アップ、体を温める、代謝アップなどすごく嬉しい効果があるんです。
但し加工温度が高すぎるとすぐに成分が破壊されています、蒸し生姜にすると、温度が高すぎず、ショウガオールの量は生の生姜より10倍になります。そのため、体を芯からポカポカにしてくれて、代謝もアップします。
毎日紅茶1杯につき、小さじ1杯程度の蒸しショウガを(粉末)入れるだけで、ダイエット効果がさらにアップします。
蒸しショウガ(粉末)は楽天市場で入手できます。
注意したいことは、腹巻に頼り過ぎて、太りやすい食事内容を良しとしてしまうことです。カロリーの高いものを避けることも重要ですが、体を冷やすものを食べることも控える必要があります。
おすすめの腹巻
まずは、腹巻の素材の特徴を見てみましょう。
- シルク素材の特徴は、保湿効果が高いことと、肌が弱い人でも安心して使うことができること。
- コットン素材の特徴は、吸水性、通気性に優れている。
- ウール素材の特徴は、冬は温かく、夏は過ごしやすい適度な温度を保つところにあります。
ここでは、おすすめ商品を二つご紹介させていただきます。
シルク素材のおすすめ腹巻
冷え対策に最適のシルク腹巻。
薄手で伸縮性のよいリブ素材を使用し、洋服に響かないのは特徴。自然な暖かさで腹部~腰まわりを包みこみ、血行がよくなり、ムレにくく静電気も起こりにくいシルクなので、オールシーズン使えます。
下腹部分の慢性の冷えでお悩みの方や妊娠中の方にもおすすめです。
まとめ
人間の腹部のあたりには、腹部大動脈など多くの血管があり、また、胃、腸、肝臓、腎臓などの臓器もあるので、腹部を温めることによって基礎代謝も上がって、痩せやすい体質になります。
腹巻きダイエットは、痩せやすい体質に導いてくれて、冷えも改善してくれるので、効果があることがわかりますね。
より腹巻ダイエットの効果を上げるには、体を冷やす食べ物や飲み物は控えて、体を温める食べ物や飲み物を選ぶようにしましょう。