仕事の面接や日常会話の中でも「あなたの座右の銘は何ですか?」と聞かれることが多々あると思います。
しかし、いきなり座右の銘と言われたら、戸惑ってしまう人も少なくないでしょう。
そもそも座右の銘ってどういう意味?どうやって選ぶの?
そこで今回は「座右の銘」の意味や選ぶ際の注意点、面接におすすめな名言についてご紹介したいと思います。
座右の銘とは?意味や読み方
座右の銘の読み方は、「ざゆうのめい」となります。
辞書によると、座右の銘の意味は「いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句」のこと。
「右」という漢字は「右側」という意味ですが、ここでは「身の回り、すぐそば」という意味になります。「座右」だと座っている所のそば。
「銘」は、「心にきざみこむ、忘れないようにする」という意味です。
つまり「座右の銘」は、その人が自分自身のために、常に自分の心に留めておき、戒めや励ましにする言葉です。
座右の銘にする言葉として「ことわざ」、「四字熟語」、「名言」が一般的です。
例えば:筆者の座右の銘は、「継続は力なり」です。
座右の銘の選び方や注意点
座右の銘の選び方
偉業を成し遂げた人や成功した人は、しばしば強く人の心を打つ名言を生んでいます。
なので、自分の尊敬する人の名言や座右の銘を調べて、共感できるものを座右の銘にしても良いです。
例えば、
「誰よりも三倍、四倍、五倍勉強する者、それが天才だ」
これは梅毒・黄熱病の研究で大きな功績を残した野口英世の言葉です。研究に人生の全てを捧げた野口英世そのものを表した言葉ですね。
また、誰の言葉かわからないけれど、意味が気に入った言葉を座右の銘に選ぶのもいいです。今のあなたから見て、自分の心を打たれた言葉を、素直に選べばOKです。
座右の銘を選ぶ際の注意点
長すぎたり、意味がわかりにくかったりする言葉を、覚えにくく、伝わりにくいため、避けた方が良いでしょう。
覚えやすく、意味がわかりやすいものを選びましょう。
また座右の銘を選ぶ際に、自分の価値感を良く伝えられるものを意識しましょう。日常の行動や考え方に影響を与える言葉だからこそ、自分という人間を正確に伝えられます。
面接に使える前向きな名言
1、世界一になるには世界一の努力が必要だ(本田圭佑)
この言葉は努力という当たり前ながら忘れられがちなことの大切さを教えてくれますね。
2、無いものを嘆くな、あるものを活かせ(松下 幸之助)
やる気を出させる言葉ですね。
3、本気ですれば大抵のことはできる。本気ですれば何でもおもしろい。本気ですれば誰かが助けてくれる(後藤静香 社会教育家)
気持ちが大事ですね!本気で取り組むと、物事がうまく回り始めます。
4、人にできて、きみだけにできないことなんてことあるもんか(ドラえもん)
その通りですね。
5、人生で経験した全ての逆境、トラブル、生涯が、私をまっすぐにし、強くしてくれた。(ウォルト・ディズニー)
とにかく経験することです。
6、本当の成功を収め、偉大な成果を生むには、まず自分の仕事に惚れ込むことです。(稲盛 和夫)
いまできることを全力でやるのは大事です。
7、うまくいかないときに、他人や環境のせいにする人間は幸福にはなれません。(島田 紳助)
うまくいかないときに、原因が自分にあるのではないかと考えるべきだ。
8、物事をスタートする方法は、話を止めて、とにかくやり始めることだ。(ウォルト・ディズニー)
とにかく行動する!
9、やろうとしないから、やれないんだ。それだけのことだ(岡本 太郎)
ほんとにやる気あるの?ということ。
10、私は自分の好きなことしかしない。(フランク・ミュラー)
これは深い意味のある言葉ですね、つまり好きなことをし、今やっていることを好きになりなさい。
最後に
良い名言は「心の栄養ドリンク」です。
「座右の銘」にしておいて、心に刻んで、辛いときや悲しいとき、悩んでいるとき、突破口を開いて、如何に自分の弱さと向き合い、自分に勝ち続けていくための力になってくれるのです。
人生を豊かにするあなただけの「座右の銘」を、ぜひ見つけてみて下さいね。