「ルックバック」の作者である藤本タツキ先生は、大変人気のある漫画家です。
公安のデビルハンター・デンジが主人公の「チェンソーマン」や、注目を集めたダークファンタジー作品「ファイアパンチ」などを生み出しています。
藤本先生の作品は、個性的で印象的な作風が特徴です。また、謎めいた一面も持つ興味深い人物でもありますね。
そんな藤本タツキさんですが、「イケメン」「天才」「やばい」と呼ばれているようです。
そこで今回はチェンソーマンの作者・藤本タツキについて調査しました。
藤本タツキのプロフィールや経歴
藤本さんは子供の頃から絵をよく描いていたそうです。絵が好きでした。
そして、高校生の時からウェブコミック投稿サイト「新都社」にウェブコミックをアップしていました。その時のペンネームは「長門は俺」という名前でした。
高校を卒業した後は、美術大学を目指しました。そして、「東北芸術工科大学美術科洋画コース」に進学しました。
大学を卒業した後、しばらくは仕事がありませんでした。その間、「ジャンプSQ」に作品を投稿していました。
そして、読切「恋は盲目」で第9回クラウン新人漫画賞佳作を受賞しました。
2014年には「ジャンプSQ.19」に掲載されました。
その後、「ファイアパンチ」が「少年ジャンプ+」で連載が決まり、藤本さんは連載が始まったので上京しました。
「ファイアパンチ」は2016年から2018年まで連載され、その独特な内容で話題となり注目を集めました。
この作品はチェンソーマンの原型とも言え、魅力的で引き込まれるものがあります。
そして、2019年1号から「週刊少年ジャンプ」で「チェンソーマン」の連載が始まりました。
その後も、チェンソーマンはアニメ化されたり第2部が始まったりと、現在も人気が高まっています。
藤本タツキの作品
デビュー作
2013年『恋は盲目』「月刊ジャンプSQ.」にて掲載
代表作
- 2016年『ファイアパンチ』「少年ジャンプ+」にて掲載
- 2019年『チェンソーマン』「週刊少年ジャンプ」にて掲載
- 2021年『ルックバック』「少年ジャンプ+」にて掲載
受賞章
- 2013年『恋は盲目』クラウン新人漫画賞佳作
- 2019年『チェンソーマン』小学館漫画賞少年向け部門
- 2019年『チェンソーマン』ハーベイ賞BestManga部門
藤本タツキはイケメンって本当?
「チェンソーマン 作者」で検索すると、「女」「イケメン」「やばい」といったキーワードが出てきますが、実際のところはどうなのでしょう?
今回は藤本タツキ先生が以前に「ニコニコ動画」に投稿していた動画をご紹介します。
動画のタイトルは「浮遊する俺」です。
この投稿は2011年7月30日になされたもので、おおよそ12年前のものです。藤本タツキ先生は現在31歳で、当時は19歳だったと思われます。
動画から分かるように、藤本タツキ先生は「男性」であり、少し「やばい」雰囲気を持っています。この動画では「イケメン」かどうかは分かりませんが、目がくっきりしていることは確かです。
あとは個人の判断にお任せします!
藤本タツキはやばい?天才?
藤本タツキは天才。
圧倒的な天才。
ファイアパンチを読み直して実感した。
全ての話が最終話に向けて作られてる。学んだことは、人は誰かの幸せのために何かの役を演じることで幸せになれる。
そして天才的な伏線の張り方。原作だけだけど、読み切りのフツーに聞いてくれも良い作品。 pic.twitter.com/DdEaNC3ebV
— ろう (@low_56565656) July 4, 2022
藤本タツキ先生が「やばい」と言われる理由は、実はこの動画だけではありません。
以下では、藤本タツキ先生のTwitterで話題となっている奇想天外な人生エピソードをまとめています。
脳内で同時に7本の漫画を連載
こちらは有名な話ですが、藤本先生は学生時代に頭の中で雑誌を作り、同時に7本の漫画を連載していました。
面白くなくなったら打ち切りにして、途中で終わらせて別の作品に入れ替えていたんです。
その7本の漫画には、「星の息吹」と「微生物伝」と「ファイアソード」などのタイトルがありました。
藤本先生は昔から「ファイアー」という言葉が好きだったんですね。
連載が最終回を迎える時に、感動して涙が出そうになった経験があったそうですが、泣いたら弱い男だと思われていじめられるのではないかと心配して、必死に我慢したそうです。
学生時代から既に漫画家としての才能の片鱗が現れており、やはり彼は天才で、普通の人ではないと思います。
高圧的な女性が好き
実際、藤本先生はSM的な性癖があり、チェーンソーマンのマキマのような強圧的な女性が好きと言われています。
ドMな藤本先生が大学時代の出来事を以下のように話しています。
「大学の頃に意地悪してくる女の子がいたんですが、ある日学校で僕の自転車がひっくり返っていたんですね。なんだろうと思っていたら、その女の子が「お前の自転車をひっくり返してやったぞハハハ!」って言ってきて。俺はなんて幸せもんだと思いました。」
このドMな性格が、モロ漫画のヒロインたちの性格に影響を与えているのは面白いですね。
実際に、彼女たちは主人公に対して冷たいものばかりですから。
自分の世界観を追求する
藤本タツキ先生の作品は、エロやグロ、非道徳的な要素、宗教などが多く含まれており、特に『少年ジャンプ』に掲載されるためにはかなり過激な部分まで挑戦しています。
先生は、「自分の漫画を読んでいる人がどのように感じているのかは分からないが、タブーなども全てやりたい。良いところも悪いところも、通常のマンガにはないような要素も、マンガに取り入れたい」という考えを持っています。
読者の感想よりも、自身が表現したい世界観を追求している印象があります。
このようなスタイルを貫く漫画家は、注目されにくいこともあるかと思いますが、多くの読者が藤本先生の世界観に共感しており、「藤本タツキはやばい、天才」と言われるのでしょう。