ハロウィンと言えば、やっぱりかぼちゃが思い浮かびますよね、かぼちゃといえば、「ジャック・オー・ランタン」という言葉がよく耳にします。
子供に「ジャック・オー・ランタン」は「かぼちゃで作ったランタン」のことがわかりますが、どうして「かぼちゃランタン」ではなく、「ジャック・オー・ランタン」なの?って聞かれたら、どうやって答えるか分からない方がほとんどではないでしょうか?
ここではかぼちゃランタンの由来、販売場所、簡単な作り方をご紹介します。
ハロウィン「ジャック・オー・ランタン」の由来
実は「ジャック・オー・ランタン」の本当の意味はランタン持ちの男です、この男の名前はジャックと言います。このジャックという男はちょっと怖い話があります。
昔、ひどい酒飲みで乱暴者だったジャックという男がいました、あるハロウィンの日、悪魔がやってきて、ジャックの魂を奪おうとしました。
しかしジャックにうまく騙されて、魂は取らないと約束させられます。
時がたち、ジャックはついに寿命を迎えました。しかし、今まで人を騙してばかりだったジャックは天国に行くことができません。そこで仕方なく地獄へ行くのですが、地獄にはジャックの魂を取らないと約束した悪魔がいました。
悪魔は魂を取らないと約束したので、地獄へ来ることを拒み、もと来た道を帰るように言います。
暗いその道を戻るジャックは、道を照らす明かりが欲しいと悪魔に願います。悪魔は地獄で燃えている火の塊をジャックに与えました。
ジャックはその火をカブの中に入れ、道を照らすランタン(提灯)を作ったのです。
天国にも地獄にも行けないジャックは、道を照らすランタンを持ったまま、永遠に彷徨い続けることになるのです。
これがジャック・オー・ランタンの由来です。アメリカではカブではなく、かぼちゃが使われるようになりました。
ハロウィンかぼちゃの販売場所
ハロウィンかぼちゃは、下記のような場所で販売しています。
- 花屋さん
- デパート、スーパー、ホームセンター
- 雑貨屋さん
- ネットショップ
花屋さん
ハロウィンかぼちゃを一番よく見かけるのは、やはり花屋さんです。大体9月の末くらいから、オレンジ色のかぼちゃが「ハロウィン」の文字とともに登場します。
買うなら、あらかじめ予約できるか聞いてみるとよいでしょう。
デパート、スーパー、ホームセンター
デパート内の花屋さんには、ハロウィンかぼちゃがある可能性が高いです。また、デパート内で、「ハロウィン雑貨の特設コーナー」みたいなものがあったら、足を運んでみる価値があるかもしれません。
ホームセンターでもかぼちゃを購入できる可能性が高いです。
雑貨屋さん
ハロウィンの装いになっている雑貨屋さんでは、作り物のかぼちゃだけでなく、本物のかぼちゃも扱っていることがあります。
ネットショップ
ハロウィンの時期が近づくと、ネットショップでハロウィンかぼちゃが販売されるようになります。
特に、デカかぼちゃが欲しい場合には、楽天市場は圧倒的に強いです↓
15分でできる簡単な作り方
用意するもの
- かぼちゃ1個
- 彫刻刀、ステーキ用のナイフ
- スプーン
- マジックペン
- ビニールの手袋
- 新聞紙
- ゴミ袋
- ロウソク
かぼちゃランタンの作り手順
1、カボチャの上を丸く切って帽子を作ります。
2、中身をスプーンでかき出す。
3、かぼちゃの表面にマジックペンで目、鼻、口を描きます。
4、かぼちゃの顔を切り抜いて、ロウソクを入れて完成!
気を付けることはナイフはゆっくりと刃をあて、その先には絶対に指を置かない!ケガをしないためにも、カボチャはお茶碗を持つようにして、あわてずに急がず、ゆっくりと作業してくださいね。
お子さんと一緒に作る時は大人が彫刻刀でくり抜き、カボチャの中身をスプーンでお子さんに取り出させましょう。中身をかき取るのも結構楽しいですよ。
ハロウインかぼちゃの保存方法
1.かぼちゃをくり抜いたら、ドライヤーの温風と冷風を交互にあて、切り口と内部の表面を乾かし、風通しの良い所に置きましょう。
2.お酢に漂白剤を入れて薄めたものでカボチャの内部と切り口にスプレーします、お酢には殺菌効果があります。またハイターなどにも次亜塩素酸ナトリウムの殺菌剤が入っているので、雑菌の繁殖を防ぐことができます。
3.くり抜いたカボチャに2をスプレーし冷蔵庫の中で保管。
カボチャは生傷を付けなければ、上手に管理しておくと1ヶ月以上は持ちます。
まとめ
ハロウインのカボチャは物語があったんですね。ジャックという男を知っている人は少ないでしょう。これを子供に説明するのは少し難しいかもしれません。
またジャック・オ・ランタンを作るのはそれほど難しなく、お手軽に楽しめながら作れます。
お子さんと一緒に楽しいハロウインの思い出を作れると思いますよ。