近年「ノベルティ」という言葉をよく聞きます。
展示会などに行くと、「5000円以上買うとノベルティも付いてますよ」などのフレーズをよく耳にしますね。
しかし、「ノベルティ」ってどういう意味?使い方は?
今回は「ノベルティ」の意味や使い方、「プレミアム」との違いをご紹介します。
ノベルティとはどういう意味?
ノベルティは英語で「novelty」と言い、元々「珍しいこと、もの、斬新なこと、経験」といった意味がありますが、近年では企業が自社や商品の宣伝を目的として、社名、商品名を入れて無料で進呈する贈りものの総称です。
例えば、コンビニでお菓子を2個買えば、クリアファイルなどがもらえたり、ドリンクについているキーホルダーなどのオマケも「ノベルティ」と言えます。
日本人がイメージするノベルティは、ノベルティグッズ(novelty goods)です、かつては景品広告、実用品広告と呼ばれたこともあります。
例えば社名などを入れたライターやボールペンなどをお客さんに無料で進呈することによって、企業や商品の知名度、イメージを高め、維持することができます。さらに集客という面でも大きな効果がもたらすことができます。
「ノベルティ」と「プレミアム」はどう違うの?
プレミアム(premium)には2つの意味があります。
1つ目は「高級な」や「上等・上質」という意味です。例えば「プレミアムビール」は「高級なビール」や「上質なビール」という意味になります。
2つ目は「正規の料金の上に加えられる割増金」や「景品などのおまけ」という意味です。
「景品などのおまけ」という意味では「ノベルティ」と似ていますが、ちょっと違います。
ウキペディアによると、
ノベルティは「企業が自社の宣伝活動として、無料で配布する記念品」という意味を持っています。
プレミアムは「商品の購入者やサービスの利用者に、追加で物品をつける行為」という意味があります。
つまり
- ノベルティは「無料配布の販促品」
- プレミアムは「購入者への特典品」
ノベルティには、「ブランドアピール」としての狙いがあり、プレミアムには、「購買促進」の狙いがあるという点が重要なポイントです。
ノベルティの使い方
展示会や繁華街などで、社名が書かれているポケットティッシュをもらったり、お菓子をもらったりしたことがありませんか。
その時は「ノベルティグッズプレゼント中」として、使うことができます。
また、「○○円以上お買い上げの方にノベルティプレゼント」として使うこともよくあります。
ノベルティグッズに用いられるものは?
ビジネスシーンではカレンダーや時計などのノベルティグッズが定番ですね。
それ以外に、実用性があり日常的に目にする文房具もよく用いられます。
例えば
- メモ
- 付箋
- ペン
- ファイル
- バインダー
- ノート
- 消しゴム
- ブックカバー
などがあります。
また日用品もよくあります。
- タンブラー
- マグ
- ボトル
- マグネット
- タオル
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- ポケットティッシュ
- キッチン用品
日用品を無料でもらって嫌がる人は少ないからね。
まとめ
「ノベルティ」は、元々「珍しいこと、斬新なこと」という意味ですが、「企業が自社や商品の宣伝のために無償で配布する品物」としてよく使われています。
「ブランドアピール」としての狙いがあるため、社名や商品名を入れて配布するのが一般です。また無料で贈るのがポイントです。
なんとなく使っていた「ノベルティ」の意味がおわかりいただけましたでしょうか。意味を理解して使うと、相手に伝わりやすくなりますね。